
色んなプログラミングスクールを調べたところコードキャンプが自分に合っていそう!あとはエンジニア転職できるかどうかなんだけど…転職できるのかな?どういった就職先があるのだろう?コードキャンプでエンジニア転職を成功させるコツみたいなのがあれば合わせて知りたいな!
この記事ではそういった悩みを解決します。
記事の信頼性
- 現役エンジニア歴9年
- 20社を超えるプログラミングスクールの調査 → 評判まとめ記事はこちら
- プログラミングスクールの受講経験あり

先に結論をお伝えしておくと、コードキャンプでエンジニア転職することはできますがかなり難しいです。
エンジニア転職を目指すならコードキャンプゲートを受講するか、転職に強いスクールを受講する方が賢明です。

本記事では、コードキャンプで転職するのが難しい4つの理由について解説します。
また、コードキャンプでエンジニア転職を成功させる5つのコツについても解説します。

この記事を読むことで未経験・異業種からエンジニア転職を成功させる方法が分かりますよ。
目次
コードキャンプでエンジニア転職するのは難しい【4つの理由】
コードキャンプについて取材をしたり受講生の評判を調べましたが、コードキャンプを最後まで受講したらエンジニア転職できるか?というと難しい、というのが結論です。
冒頭でもお伝えした通り「コードキャンプ 転職」で調べて見つかる情報の多くは業界のことをよく知らない人が広告紹介料をもらうために甘い言葉を並べていることが多いです。
Webマスターコースを受講したからといって必ずWebエンジニアになれるわけではないし、なれたとしても活躍できるスキルが身につく訳でもないこと、まずは勘違いしないように。
なぜ転職が難しいか?というと4つの理由があります。
▶︎エンジニア転職が難しい4つの理由
1. 学べる内容が基礎レベル
2. 転職先の情報が公開されていない
3. キャリアコンサルタントは相談に乗ってくれるだけ
4. 実務未経験が許されるのは20代前半まで
1つずつ解説しますね。
学べる内容が基礎レベル
コードキャンプで学習する内容は脱未経験・初心者を目指す基礎レベルです。
カリキュラムの内容は入門用としては非常に分かりやすく、受講生からも評判の良いのですが、転職を実現する・エンジニアとして働くという目線で考えると、実務をこなせるかスキル不足なのが正直なところ。
これは、転職に強いと言われている他のスクールのカリキュラム・学習時間と比較すると一目瞭然です。
▶︎スクールの学習時間の違い
テックキャンプ エンジニア転職 600時間
DMM WEBCAMP COMMIT 500時間
テックアカデミーPro 400時間
コードキャンプ 200時間
新卒の人ならまだしも、第二新卒や30代に差し掛かかった人が入門レベルのスキルしか持ち合わせていない人を、果たして企業は雇ってくれるでしょうか?
▶︎僕は学生時代に500時間ぐらいプログラミングの勉強をしてなんとなくできるようになったかなーと思ってましたが、いざ企業に入ってみて、先輩方とのレベルの違いに衝撃を受けました…。世の中で使われる製品を作るには表面的なレベルじゃ足りないんですよね。
また、チーム開発演習がないのも不安材料の1つ。
会社に入って開発に携わる場合、1人で開発をすることはほとんどなく、チームで開発するのが基本です。
その時に必要になるのがチーム開発の経験です。
先ほどと同じく転職に強いスクールではチーム開発がカリキュラムに組み込まれています。コードキャンプゲートにも含まれていますからね。
▶︎チーム開発演習の有無
DMM WEBCAMP COMMIT あり
テックキャンプ エンジニア転職 あり
テックアカデミーPro あり
コードキャンプ なし
コードキャンプのカリキュラムでは実務をこなすのにスキル不足なのがエンジニア転職が難しい理由です。
転職先の情報が公開されていない
過去にはコードキャンプ卒業後の転職先の例として以下のような転職先企業名も一部公開されていました。
サイバーエージェント
マイクロアド
リブセンス
インタースペース
GMOペパボ
オプト
しかし現在はコードキャンプ・コードキャンプゲートのどちらも転職先(就職先)の具体的な企業名は非公開となっています。
実際、エンジニア転職に成功した人を調査したところ、コードキャンプゲートを受講した人は見つかるものの、コードキャンプを受講して転職に成功した人はかなり少なかったです。
▶︎*家事も仕事もプログラミングも。29才、未経験からのエンジニア転職に再挑戦*
一方のコードキャンプでは、エンジニア転職に成功した人ではなく、経営者でプログラミング知識を身につけてビジネスに活かしたいとか、
▶︎コードキャンプの体験談
> 他の体験談も合わせて見る <
これはもちろん企業側を配慮していることもありますが、裏を返すと、未経験からコードキャンプを受講してもエンジニア転職することが難しくなってきていると言えます。転職実績があるならアピールポイントになるのでうたえば良いじゃないですか?
キャリアコンサルタントは相談に乗ってくれるだけ
コードキャンプの特徴の1つである、国家資格を持ったキャリアコンサルタント。
IT業界を全く知らない人にとっては、業界を熟知している人の存在は非常に心強いです。あなたの性格や憧れの姿を理解してキャリアプランを提案してもらえるので、将来の姿を想像しつつ、叶えられるような転職先も紹介してくれます。
…ですが、所詮は相談に乗ってくれるだけ。実際にエンジニアの切符を掴めるかはあなたのスキル次第です。あなたが面接がうまくいかなかったからと言って何か責任を取ってくれると思いますか?
にも関わらず、コードキャンプで身につくスキルが基礎レベルなのはかなり厳しい戦いになってしまいますよね。
実務未経験が許されるのは20代前半まで
これはコードキャンプに限った話ではないですが、未経験からITエンジニアへの転職も段々とハードルが上がってきています。
▶︎ツイートの紹介
数年前はwebエンジニアと言えばどの企業も喉から手が出るほど欲しがる希少な存在でしたが、今はかなり増えてきていて昔ほどの希少価値はなくなりました。
すると、企業からしてもスキルを持っている人や実務経験が豊富な人も採用できる時代です。
新卒や20代前半の人であれば、これから企業の重要なポジションを担う人材になってもらうことを目指して育成することも考えられますが、30代だとどうでしょう?育成してもらえると思います?
アラサーの人は初級レベルのプログラミングスキルを身につけただけでは転職は難しいです。
コードキャンプでエンジニア転職を成功させる5つのコツ
では、コードキャンプでエンジニア転職するのは無理ですか?というと、そんなことはありません。
できます。
なぜなら、コードキャンプを受講してエンジニア転職に成功した人がいる事実があるから。
▶︎コードキャンプの体験談
では、どうやったらコードキャンプでコスパ良くエンジニア転職を成功させられるのでしょう?
多くの受講生の実例を調査して判明した事実、成功の秘訣は差別化です。そのためにすべきことが5つあります。
▶︎エンジニア転職させる5つのコツ
1. 前職のスキル x エンジニアスキルの組み合わせを武器にする
2. Webマスターコースを選ぶ
3. 受講前に予習する
4. 転職支援制度を使い倒す
5. 確率を上げるならコードキャンプゲート
詳しく解説します。
前職のスキル x エンジニアスキルの組み合わせを武器にする
異業種から転職を目指す人はエンジニアとしてのスキルは未経験からスタートになってしまいますが、前職で培ったスキルはあなただけのアイデンティティです。
ならば、前職のスキルを組み合わせて戦わない手はありません。
例えば、
* 営業職:顧客の課題・求めているものを引き出して価値を提案できる上流エンジニア
* 同じ業界の人(例:医療系、金融系):業界の知識を活かして本当に価値ある要求仕様を作成できる人
* チームを率いていた人:チームマネージメントを担えるプレイングマネージャー
上記のように経験や知識は見方を変えると武器にできます。
採用目線に立つと、あなたを雇うことで企業にとってどんなメリットがあるか?どのように貢献してもらえるか?を考えます。前職のスキルを活かしたメリットを提案することができれば、採用される確率はグッと上がりますよね。
これまでの経験を無駄にせず、武器に変えて転職の切符を勝ち取りましょう。
Webマスターコースを選ぶ
エンジニア転職しやすいコースを受講することも大事なポイントです。
コードキャンプにおいてはWebマスターコースがそれに該当します。
なぜかというと、
▶︎Webマスターコースが転職に強い理由
Webマスターコースについて詳しく知りたい方はこちら
&コードキャンプ おすすめコース
事前に予習しておく
IT業界ではあなたのスキルを証明する方法の1つとして”ポートフォリオ”と呼ばれるあなたのオリジナル成果物を面接の場で求められることがあります。
逆に考えると、このポートフォリオ制作が他者との差別化の方法の1つであり、転職を成功させるポイントの1つです。
実際、コードキャンプでエンジニア転職を成功させた人達に共通することとして、ポートフォリオ作成に注力していることが挙げられます。
▶︎体験談を紹介
とはいえ、コードキャンプでレッスンを受けられる期間は決まっているため、ポートフォリオ制作に時間を注ぐためにはカリキュラムを早く終わらせることが必要です。どうしたらカリキュラムを早く終わらせるのか?
答えは、事前知識を仕入れておくこと。つまり、コードキャンプ受講前に独学することです。
全くの未経験状態から始めるより、プログラミングってこういうものかと理解している状態では、学習の進み方がレベチです。
では具体的に何をしたら良いか?というと、以下の通り。
* テックアカデミーの無料体験を受ける
* Progateの入門コースを学ぶ
転職支援制度を使い倒す
コードキャンプではプログラミングスキルを身につけるだけではなく、エンジニア転職をサポートするための転職支援制度があります。
▶︎コードキャンプの転職支援制度
* 『未経験のためのIT/Web業界マニュアル』という教材
* キャリアtalk
* 国家コンサルタントによるキャリア相談
* 提携先企業の紹介(Geekly・type)
ポイントはキャリアtalkの活用です。
「キャリアTalk」では学習後の働き方についてキャリアコンサルタントや現役エンジニア・デザイナーに相談できます。 通常のレッスンと同様でポイントを消費しますが、実際にその道のプロや経験者にマンツーマンで相談することができる貴重なサービスです。
エンジニア転職を成功させるには前職のスキルの組み合わせることが重要と解説しましたよね。
とはいえ、業界のことがよく分からないからどんな価値が提案できるか分からない…。そんな人こそキャリアTalkで相談してください。
業界を熟知した、国家資格のキャリアコンサルタントであれば、あなたの特徴を理解し、企業に提供できるあなただけの武器を見出してくれますよ。
転職成功率を上げるならコードキャンプゲート
20代の人限定ですが、転職に特化したコードキャンプゲートの受講も1つの方法です。
▶︎コードキャンプゲートとは?
結論:努力次第
結局のところ、コードキャンプを受けたという実績は書類選考で落とされないための最低限のステータスにしかなりません。ただ、全くの未経験だと面接の機会すら与えてもらえないので、最初のステップはクリアできます。
その後、内定を勝ち取れるかどうかはあなた本人のスキル次第です。コードキャンプでスキルを磨いた人は何社も内定を勝ち取れるし、逆にサボっていた人は1社も受かりません。
エンジニア業界は非情なまでの実力社会です。スキルがある人は年齢に関係なく月に100万以上稼ぐことができますが、スキルがない人はいつまで経っても稼げない、むしろ転職前の業界の方が年収が高かったなんてこともあります。
コードキャンプでいかにスキルを磨けるかがエンジニア転職を成功させる最大の秘訣です。
次にすべきこと:カウンセリングで相談する
「結局どうしたらいいの…。努力次第と言われても、そんな高いお金払ってバクチみたいなことできないよ…。」
ここまで読んでいただくと、そんな感想を抱くかもしれません。
そんな悩みを持つあなたはカウンセリングを受けてください。
▶︎カウンセリングとは?
私もカウンセリングを受けましたが、本当に無料でいいの…?と思えるような内容で、未経験の人が抱く悩みの多くは解決できますよ。ぶっちゃけ、なんでみんな受けないの?というレベル。
入会を強制させることも全くないですし、今あなたが抱いている悩みを素直に相談できる機会、と捉えて貰えばOKです。
1人で悩んでいても解決できませんよ?
行動できる人だけが前に進める人、今の状況を変えられる人です。