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【2021年】プログラミング言語の違いと主要13種類を目的別に紹介

【2021年】プログラミング言語の違いと主要13種類を目的別に紹介
どのプログラミング言語を勉強すればいいのか迷っている人

  • 「プログラミング言語って何があるの?目的別に知りたい」
  • 「なぜプログラミング言語によって違いがあるの?」
  • 「どのプログラミング言語から勉強を始めたら良い?」

 

この記事ではそういった悩みを解決します。

 

この記事でわかること

  • プログラミング言語による5つの違い
  • なぜプログラミング言語によって違いがあるのか?
  • 【2021年】開発目的別プログラミング言語のまとめ

 

記事の信頼性

  • エンジニア歴8年
  • 組み込みからWeb系、スマホアプリまで幅広い製品開発で現役プログラミング中
  • Perl, C, C++, C#, Java, Pythonなど多くの言語を使う

 

プログラミングを勉強しようと考えたものの、世の中に多くのプログラミング言語があることを知り、どの言語を勉強すればよいか迷っているあなた

プログラミング言語は200種類以上あると言われているので、そこから1つ選べと言われても初心者の人にはできないですよね。

ですが、[プログラミング 言語 違い]などで調べてこの記事に辿り着いたあなたはプログラミングのセンスありです。

分からないことを分からないままにしない、その姿勢こそがエンジニアに必要な素質ですよ!

 

この記事では始めに、そもそもなぜ多くのプログラミング言語があるのか?という点を解説します。

 

  • プログラミング言語による5つの違い
  • なぜプログラミング言語によって違いがあるのか?

 

その後、2021年に実際に開発現場で使われている主要プログラミング言語を13種類を目的別に紹介します。

 

この記事を読むことでプログラミング言語による違いと種類を理解し、あなたが勉強すべきプログラミング言語が分かるようになりますよ。

 

プログラミング言語による5つの違い

プログラミング言語には大きく分けて以下の5つの違いがあります。

  1. 書き方・文法の違い
  2. 開発環境の違い
  3. 実行速度の違い
  4. 習得難易度の違い
  5. できること(使われる場面)の違い

 

書き方・文法の違い

プログラミング言語によって書き方や文法が違います

というのも、プログラミング言語によって作られた思想や目的が異なるからです。

 

これにより、同じ処理をするにも記述の仕方が異なります。

例えば、C言語とJavaScriptという有名な2つの言語で画面に[Hello World!]という文字を表示する場合を考えてみます。

 

 

 

2つの処理はどちらも画面に「Hello world!」と表示されますが、書き方が全然違いますよね。

 

また、文法面では『静的型付け言語』と『動的型付け言語』で大きく違いがあります。

どのプログラミング言語にも『変数』という文字や数値などの情報を入れておく『箱』があります。

静的型付け言語では、その箱には同じ「型」のものしか入れられません。

 

  • 文字列型:文字列だけ格納できる。”Hello world!”も文字列型。
  • 数値型:数値だけ格納できる。「1」とか「100」とか。

 

逆に、ある「箱」にはどんな「型」でも入れられるというのが動的型付け言語です。先ほどの『C言語』は静的型付け言語、『JavaScript』は動的型付け言語に該当します。

※変数については『プログラミングの変数とは?型や宣言、変数名のコツ【現役エンジニア解説】』の記事で詳しく解説しています。

 

このように、プログラミング言語によって書き方や文法で大きく違いがあります。

 

開発環境の違い

プログラミング言語によって開発環境に違いがあります。

 

C言語開発に必要なもの

  • 書いたコードを翻訳するソフト(コンパイラ)
  • コードを動かすためのランタイム
  • 総合環境(IDE)が推奨(例:Visual Studio)

 

JavaScript開発に必要なもの

  • GoogleChromeなどのWebブラウザ
  • メモ帳

 

特にこの開発環境づくりの違いがプログラミング初心者にとっては難しく、つまづきやすいポイントでもあります。

開発のしやすさは開発効率に大きく関わってくるので、言語毎で違いがあることを知っておきましょう。

 

実行速度の違い

プログラミング言語によって同じ処理でも実行速度が異なります。

 

一般的に書いたソースコードを事前に翻訳する必要があるC言語系が早く、逆に実行時に翻訳しながら動くJavascriptやRubyなどは遅いです。

OSやドライバなど機器の下回り(組み込み系)は処理速度が重視されるので、C言語やC++が使われています。

また最近だとAI処理や高解像度でフレームレートが高い映像表示など多くの計算量が必要な処理ときもC言語系が使われています。

 

言語によって実行速度の違いがあることは知っておくと良いでしょう。

 

習得難易度の違い

プログラミング言語によって習得難易度が違います。

 

Webページ作成に使われるHTML&CSSやJavascript、Webサービス開発で使われるRubyやPHPなどの言語は習得が簡単です。

一方で大規模なシステム開発や組み込み制御機器で使われるC系の言語やJavaは習得が難しいです。

なぜ難易度が違うかというと、プログラミング言語意外に必要とされる知識が多くなるから

組み込み制御であれば、OSやハードウェアの知識まで知っている必要があります。

 

また、作ったコードの動作確認のしやすさも難易度の違いの1つです。

Web系の言語はWebブラウザですぐ表示して動作確認できますが、組み込み系は実際の機器や基盤を用意しないと動作確認できません。

 

ですので、プログラミング初心者は習得が簡単なJavascriptなどのWeb系の言語から勉強を始める方が習得しやすいです。

 

 

できること(使われる場面)の違い

プログラミング言語によって得意不得意があるのでよく使われる場面に違いがあります。

基本的にシステムや製品を作り上げるためには、1つ以上のプログラミング言語で作られているということを知っておいてください。

 

なぜプログラミング言語によって違いがあるのか?

なぜプログラミング言語によって違いがあるのか?

なぜプログラミング言語によって違いがあるのかというと、ソフトウェアに対する要求が多様化して目的に合わせて最適な言語が必要になったからです。

言語の特徴を理解し目的に合わせて使い分けることで、効率良くプログラムを書けるようになります。

 

  • 大規模な開発で使われる言語:Java、C#
  • 小規模の開発で使われる言語:Ruby、Python、PHP
  • 実行スピードが求められる開発:C言語、C++

例えば、料理をするときに作る分量に応じて鍋やフライパンの大きさ変えると思います。

また、切るものによって包丁を使い分けたり、加工の仕方によって使う調理器具を変えたりしますよね。

プログラミング言語も同じで、大規模なシステム開発に向いた言語や、ちょっとした処理を書くための小回りが利く軽量言語などがあります。

 

目的に合わせて効率的な開発を行うために多くのプログラミング言語が存在しています。

 

では実際にどんなプログラミング言語があるのか、2021年時点に開発現場で使われている主要な言語13種類を目的別に紹介していきます

 

Web制作におすすめのプログラミング言語

HTML&CSS

HTML&CSSは世の中にあるWebページで必ず使われている言語です。

HTML(Hyper Text Markup Language)はWebページの構造と内容を作るためのものです。

CSSはHTMLで決めたWebページの内容を装飾するものです。文字のサイズや色、レイアウトなどはCSSによって実現されています。

HTMLとCSSが扱えるようになればWebページのデザインをあなたの思うがままに作ることができます。

 

正確にはHTML&CSSはマークアップ言語という部類でプログラミング言語ではありませんが、Webページを作りたい人はHTMLとCSSを合わせて勉強しましょう。

 

JavaScript

JavaScriptはフロントエンドと呼ばれる動きのあるWebページ作成には書かせない言語です。

Webページにアニメーションを加えたり、ポップアップを表示させたりすることができます。

そのほかにも、マウスの動作やクリックに合わせてアクションを起こすこともできます。

 

またフロントエンド以外でも、サーバーサイドや最近ではスマホアプリやAI学習など幅広い分野で使われています。

 

カッコいいWebページを作るために必要な言語なのでHTML&CSSと合わせて勉強するとよいですね。

プログラミング界のオールマイティとはJavaScriptのためにある言葉と言っても過言ではないので、JavaScriptを勉強すると色んな分野のことに詳しくなれますよ。

 

 

PHP

PHPは、Webサービス開発でよく使われている言語です。

「Facebook」や「ぐるなび」など有名で多くの人が利用するWebサービスで使用されています。

 

PHPは今でいうオープンソースプロジェクトで、開発者だけでなくユーザーもバグ修正や機能改善ができることもあり、これまで大きく発展してきました。

PHPの特徴は予約フォームやお問い合わせフォーム、検索機能といったWebサービスでよく使われる機能を簡単に作ることができること。
また、ページにアクセスしたタイミングや状況によって表示内容が変わる動的ページも作ることができます。

 

PHPは他のプログラミング言語よりも仕様や文法が簡単なため習得しやすいと言われているので、プログラミング初心者の方におすすめです。

 

 

Ruby

Rubyは日本で開発された言語で、はじめて国際規格に認定されました。開発者はまつもとひろゆき氏。

 

Rubyはシンプルな構文で後から読んでも分かりやすい可読性が特徴です。

整数や文字列なども含めデータ型はすべてがオブジェクトであり、純粋な オブジェクト指向を取り入れています。

事前に機械語への翻訳がいらないインタプリタ型の言語です。

 

Ruby on Railsという強力なフレームワークが存在し、迅速な開発が必要なベンチャー企業から大大規模なwebサービスまで幅広く活躍しています。

 

 

ゲーム開発におすすめのプログラミング言語

C#(Unity)

ゲーム開発では最近だとUnityというフレームワークを使って開発することが多いです。

Unityとは、AndroidやiOSのスマホからPCやPlayStation4まで様々なプラットフォームに対応したハイクオリティなゲームを作れるゲームエンジンで、ゲームに必要な高解像度映像の3DレンダリングもUnityで出来ます。

「スーパーマリオラン」や「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」といったゲームもC#とUnityで作られています。

 

UnityはC#を使うことでより細かい部分まで作り込むことができます。

C系ということで多少習得難易度は高いですが、汎用性が非常に高く、確実性の高いソフトウェアを作りたい人に向いている言語です。

 

 

スマホアプリ開発におすすめのプログラミング言語

Swift

SwiftはAppleが開発したiPhoneのOSであるiOS上で動くアプリを作成するための言語です。

Swiftが登場する前はObjective-Cが使われていましたが、2015年にSwiftが公式言語となりました。

 

登場したのが最近なだけあって、古くからある言語と比べてコードがシンプルで読みやすく書きやすいです。

静的な型チェックや変数の初期化チェックなど、プログラミングの記述ミスによるバグを文法的に防ぐ安全性の高い言語です。

 

また開発環境Xcodeと使うことで充実した開発サポート機能を受けることができ、効率的にアプリ開発を行えます。

iPhoneアプリを作りたい人はぜひ覚えておくべき言語です。

 

 

Kotlin

KotilinはAndroid OS上で動くアプリを作成するための言語です。

Google社が開発していると間違われやすいですが、開発元はJetbrains社です。

Kotlinが登場する前はJavaが使われていましたが、現在はKotlinがAndroidの開発言語として正式に採用されています。

 

KotlinはJava言語をもっと簡潔かつ安全になるように改良した産業利用向け汎用言語として開発されたものです。

後発なだけあり、型推論やジェネリクスの要素など、他の言語の良いところを取り入れています。

 

Androidアプリを作りたい人は覚えておきたい言語です。

 

 

業務系システムにおすすめのプログラミング言語

Java

Javaは大規模な業務系システムやサーバーサイドでよく使われる言語です。

1996年にサン・マイクロシステムズ社によって発表され、大手金融系のクレジットカードの決済処理など、今でも非常に幅広い分野で使われています。

 

Javaの大きな特徴は「OSに依存しないこと」。

つまりJavaで開発したものは、WindowsでもMacでもスマホでも動かすことができます。

 

Javaは技術的に少し難しい言語ですが、汎用的で広い分野で使われているため需要が高く、エンジニアとして活躍したい方は習得しておきたい言語です。

 

 

組み込み系・IoTにおすすめのプログラミング言語

C言語

OS周りやIoTなどのハードウェアに近い部分といえばC言語です。

C言語が世に登場したのは1972年、アメリカAT&T社ベル研究所の、デニス・M・リッチー氏とブライアン・W・カーニハン氏によって開発されました。他のプログラミング言語と比較しても、歴史が長い言語です。

 

C言語の特徴は実行速度の速さ。他の言語を凌駕します。

それゆえ、処理速度が求められるOSやデバイス、さらには他のプログラミング言語の開発にも使われています。

 

しかし、機械語に近い形で書かれているため習得はかなり難しい言語です。

逆に言うとC言語ができるなら他の言語もできます。

コンピュータを深く理解し、仕組みを知りたい方や、たくさんの言語を学びたい方はぜひ挑戦あれ。

 

 

C++

C++は、C言語にオブジェクト指向を取り込むように拡張された言語です。

C言語の難点であった保守性の低さをカバーしつつ、処理速度の速さを引き継いできます。

また、C言語と互換性があるため、C言語で作られたシステムをC++に移行することもできます。

 

C++はC言語と同じくハードウェアに近い部分や組み込み機器、IoTの分野で使われたり、処理速度を生かしてゲーム開発に使われたりしています。

基本文法はC言語を引き継いでいるため、言語としての習得難易度は高いです。

 

C言語と同じく、コンピュータの深い知識をつけたい方や、C言語を学んだ後に興味を持った方にはおすすめの言語です。

 

 

AI・データサイエンスにおすすめのプログラミング言語

Python

Python は今需要が伸びている機械学習やAI学習でもっとも使われている注目の言語です。

元々は画像処理を得意とする言語でしたが、AI学習には画像データを扱うことが必要で、Pythonと相性が非常によく人気を集めています。

また、Djangoなどのフレームワークを使うことでWebサービスも作ることが可能となり、幅広い分野で活躍できる人気者です。

 

文法もシンプルで書きやすいので、言語選びに迷ったらPythonからやっておけば間違いないよ。

 

 

R言語

Rはデータサイエンスや統計分析で使われる言語です。

ここまでに紹介した汎用的なプログラミング言語とは少し異なり、統計処理に特化していることが特徴です。

確率密度関数やsumなどの集約関数など統計処理に必要なライブラリが標準で備えられていて、データ処理がしやすいベクトル処理として様々なデータを解析しやすい構文になっています。

解析したデータをグラフや画像でとして出力しやすいことも多く使われている理由の1つです。

 

構文自体はシンプルなので習得難易度は低めです。

ただRの特徴を最大限に引き出すためには統計分析の知識も必要になります。

 

数学が得意でデータサイエンティストに憧れる人は今のうちに身につけておくと活躍の場が増えるかも?

 

 

どのプログラミング言語から勉強したらよい?【選び方を解説】

どのプログラミング言語から勉強したらよい?【選び方を解説】

「これからプログラミングを勉強しようと考えているんだけど、結局どの言語を選んだらいいの?」

 

結論は以下の3つの観点で選びましょう。

 

  1. 開発目的から選ぶ
  2. 求人数や需要から選ぶ
  3. 習得難易度から選ぶ

 

言語によってできることや特徴が違うので開発目的に合わせて言語を選ぶのが基本です。

また、プログラミングスキルを身につけて就職や転職を考えている方であれば、求人数や開発需要の多さから選択するという方法も賢明です。

特に勉強したい言語が決まっていないという人は習得難易度が簡単なものから始めましょう。

1つの言語が習得できれば他の言語を習得する難易度はグッと簡単になるので、初心者の人におすすめの手順です。

 

 

プログラミング言語の学習方法【まずは行動すること】

「どの言語から勉強を始めたらよいのかな?」と悩む気持ちはよく分かります。

ですが、いつまでも悩んでいるだけでは時間だけがすぎてしまい一向にプログラミングができるようになりません。

プログラミングは習得に時間がかかるので、どんな言語にせよプログラミングに触れる時間を増やすことの方がよっぽど大事です。

 

まずは行動しましょう。

 

勉強の始め方に迷う人

「とはいえ何から勉強を始めたら良いのか…?」

 

というあなたにおすすめなのがプログラミングスクールの無料体験を受けること。

どの言語を勉強始めるにしても、「プログラミングってこういうものか!」という概要を最初に学んでおくぶことで、全く知らない状態と比べてその後の理解度がかなり変わってきます。

 

もちろん無料体験を受けても自分には合わないなと思えば本受講はしなくてOKです。

気軽に体験してみたり、「こういうことができるようになりたい」とカウンセリングの場で相談してみると今後の勉強に活きますよ。

 

無料体験が付いているプログラミングスクールは『【現役エンジニア厳選】おすすめのプログラミングスクール3社【無料体験あり】』の記事で解説しています。参考にしてみてください。

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