
「現在プログラミングを独学しようとしている。今までWindowsしか使ったことがないが、プログラミングを勉強するにはMacが良いという話を聞いたことがある。プログラミングを勉強するのにWindowsかMac、どっちを使えば良いか教えて欲しい。」
今回はそういった悩みを解決します。
本記事の内容
- プログラミング独学はMacとWindowsどちらが良いか?【Mac推奨】
- WindowsとMacそれぞれでしかできない開発がある
- Macを使うデメリット
記事の信頼性
この記事を書いている私はエンジニア歴8年で、開発によってMacとWindowsを使い分けてます。
ですので、エンジニアの経験からプログラミングを独学するのにMacとWindows、どちらのPCが良いかが分かります。
この記事では、プログラミング独学はMacとWindowsどちらが良いかを現役エンジニアの私が解説します。
WindowsとMacそれぞれでしかできない開発があることを説明し、またMacを使うデメリットも紹介します。
この記事を読むことでプログラミングを独学するためのPCを選ぶことができるようになります。
プログラミング独学はMacとWindowsどちらが良いか?【Mac推奨】
まず結論ですが、これからプログラミングを独学するのであればMacをオススメします。
理由は次の2つです。
- Macの方が開発のノウハウが多い
- MacでWindowsを動かすことができる
Macの方が開発のノウハウが多い
1つ目の理由として、何かを作りたい時や困ったことを解決するための開発のノウハウはMacの方が豊富だからです。
なぜなら、ソフトウェアの開発現場ではMacが利用されていることが多いです。
特に、以下のようなWeb系の開発ではMacを使うことがほとんどです。
- Webデザイン(Illustrator, Photoshop等)
- Webサイト作成(HTML, CSS, Javascript)
- Webサービス開発(PHP, Ruby, Java)
そのため、開発のノウハウや技術フォーラムなどは、Macをベースとして情報が蓄えられていることが多いです。
プログラミングをしているとエラーにぶつかることが多くあり、いかに素早く解決するかが非常に重要です。
同じようなエラーが発生したという情報がMacを前提としている場合が多くなるので、Macユーザの方が解決できるスピードも速くなります。
このメリットから、プログラミングをするならMacを使うことをオススメします。

MacでWindowsを動かすことができる
2つ目の理由は、MacでWindowsを動かすことができる、ということです。
Boot Campと呼ばれるMacの機能を使えばMac上でWIndowsを動かすことができます。
また最近は、VirtualBoxやDockerといった仮想化技術が発達していて、これらを使うことでもWindowsを動かすことができます。
ここで重要なのが、逆はできないことです。
つまり、WindowsでMacを動かすことはできません。
ですので、Macを持っていればWindowsが必要な時も対処できるので、Macを使っておけば問題ありません。
【注意】WindowsとMacそれぞれでしかできない開発がある
注意点としてWindowsとMacそれぞれでしかできない開発があります。
もし開発したいことが決まっている人は、用途に合わせてPCを選ぶ必要があります。
Macでしかできない開発
Macでしかできないことは次の2つです。
- iPhoneアプリの開発
- Mac OSアプリの開発
これら2つの開発を行いたい人はMacが必須です。
Windowsでしかできない開発
Windowsでしかできない開発は次の2つのことです。
- Windowsアプリケーション開発(VC++, C#, VB.net)
- WindowsServer開発
Windows専用のアプリケーションを作りたい方は、WIndows搭載のPCが必要です。
MacでもできないことはないがWindowsの利用推奨
先ほど説明したように、仮想化技術を使えばMacでもWindowsを動かすことができるので、正確にはWindowsが必須というわけではありません。
ですが、Windows上で動くアプリを開発するのであれば、WIndowsを使って開発した方が捗ります。
一般的ではないことをすると思わぬエラーにハマり、無駄に時間を浪費してしまうことがあるので、多くの人が開発している方法に従うのが無難です。
Macを使うデメリット
ここまでにプログラミングを勉強するならMacがオススメだと説明してきました。
ですが、Macもいいところばかりではなくデメリットもあります。
具体的には次の3つのデメリットがあります。
- Windowsと比べて価格が高い
- 拡張性が低い(例:メモリ増設ができない、CPUを変更できない)
- 周辺機器との相性が悪い(例:HDMI、USB、→ USB-Cへの専用の変換アダプタを追加購入が必要)
決して全てが完璧というわけではないMacですが、それでもプログラミングを行うことに関しては有り余るほどのメリットがあります。
まとめ:これからプログラミングを独学するならMacを買おう
ということで、プログラミング独学はMacとWindowsどちらが良いかについて解説しました。
記事の内容をまとめると以下の通りです。
本記事のまとめ
- プログラミングを独学するならMacを買う
- 開発用途が決まっている人は、用途に合わせてPCを買う
- Macにはデメリットもあるので注意する
今までWindowsしか触ってきたことのない人がMacへ移行するには、ショートカットや操作感の違いなどもあるのではじめは戸惑うかと思います。
ですがすぐに慣れるので是非触ってみてください。
ということで、もし今からプログラマとしてPCの購入を検討されているのであれば、Macの購入をオススメします。