
「プログラミングを勉強したいんだけど、なんだか難しそう。自分は文系で頭も良くないんだけど、そういった人でもできるのだろうか?」
今回はそういった悩みを解決します。
本記事の内容
- 【初心者必読】プログラミングは難しくない
- プログラミングが難しいと言われてしまう5つの勘違い
- 【本質】難しいのはプログラミング学習を「継続する」こと
記事の信頼性
この記事を書いている私はエンジニア歴8年で、今も開発現場でプログラミングをしています。
そういった経験から、プログラミングを学習してエンジニアを目指す方に向けてアドバイスをお伝えすることができます。
今回は「プログラミングは難しい」というテーマについて解説します。
先に結論をお伝えすると、プログラミングは決して難しくありません。ですが、プログラミング学習を「継続する」ことに難しさがあるので注意が必要です。
この記事を読むことで、プログラミングを習得するために必要な心構えを理解することができます。
プログラミングは難しくない
冒頭でもお伝えした通り、プログラミングは難しくないです。
そう考える理由は2つあります。
- 未経験からプログラミングを学んでエンジニアになった実例がある
- プログラミング必修化→小学生でもできる
順に見ていきます。
未経験からプログラミングを学んでエンジニアになった実例がある
1つ目は、未経験からプログラミングを学んでエンジニアになった人が実際に多くいるからです。
未経験からプログラミングスクールを使った人達の95%がエンジニアとして就職しているというデータがあります。
>> 参考:未経験からプログラマーへの転職率95.1%【GEEK JOB】
これらのデータから、エンジニアに就職した全ての人が才能を持っていたとは考えにくく、プログラミングが難しくないと捉えることができますよね。
プログラミングは限られた人だけが出来るものではなく、難しいものではありません。
プログラミング必修化→小学生でもできる
さらに、プログラミングは小学生でも出来るほど簡単です。
というのも、文部科学省が2020年からプログラミングの必須化をするとしていて、小学生でもプログラミングをする時代がやって来ます。
つまり、プログラミングは決して難しいものではなく、子供でも出来る簡単なものなのだということです。
子供でもできるのであれば、教育を受けている大人の方であれば、もっと簡単なはずですよね?
プログラミングが難しいと言われてしまう5つの勘違い
では、なぜ「プログラミングが難しい」も考えられているのでしょうか?
そこには次の5つの理由があると考えています。
- プログラミングが難しいと思い込んでいる
- 「私、文系だから」という謎の拒絶反応
- エラーが多い、分からないことが多くてビビる
- プログラミングは難しいんだとデマを吹き込む勢の影響
- プログラミングの習得には時間がかかるから
1つずつ解説します。
プログラミングが難しいと思い込んでいる
1つ目は、プログラミングが難しいと勝手に思い込んでいるタイプです。
そう考えている人に限って、自分でプログラミングをしたことがない人が多かったりするんですよね。やったこともないのになぜ分かる?
先程お伝えしたように、プログラミングは難しくありません。
プログラミングが難しいと思い込んでいる方、まずは固定概念を取り除きましょう。
「私、文系だから」という謎の拒絶反応
これもよくある意見ですが、プログラミングに文系とか理系とか関係なくて、やれば誰にだってできます。
先程の例であったように、事実、文系出身で未経験からエンジニアになる人もいます。

確かに、プログラミングは論理的思考力がある人が向いていることが多いので、文系だから…という意見が出るのも分からなくはないです。
ただ、好きか嫌いかの問題ぐらいで、やっていれば誰でも力がついてくるので、気にする必要ないんですよね。
ということで、プログラミングをするのに文系や理系は関係ありません。
エラーが多い、分からないことが多くてビビる
次は、プログラミングはエラーがたくさん出るし、解決の仕方も分からないことが多いから難しい!という意見です。
これは半分合っていて、半分違います。
初心者の方に知っておいて欲しいことは、エンジニアでもエラーは出るし分からないこともたくさんあります。
実際開発をすると、全て自分の知っていることなんてことはなくて、必ず分からないことが出できます。
大事なことは、エンジニアは調べて解決する力があるということです。
ぶっちゃけ、この解決力があれば、エンジニアできますよ。
ですので、プログラミングで分からないことが多いからと心配する必要は一切ありません。
なお、分からないことを解決する方法については次の記事で詳しく解説しています。
プログラミングは難しいんだとデマを吹き込む勢
これはエンジニア側の人達に問題があるので、ホントすみませんって感じなんですが、、
「プログラミングが簡単に出来ると思うなよ!」とか言う一定の勢力がいるんですよね。
多分、自分たちの権威性を確保したいとか、そういったくだらないプライドから来てるんだと思います。
はっきり言ってしまうと、「プログラミングは難しい」という人達の意見は無視してOKです。
もちろん、プログラミングが簡単ではないという意見も分かりますが、とはいえ医者になるとかプロスポーツ選手になるとかに比べたら全然簡単です。
エンジニアになるための資格試験なんてのもありませんからね。
ですので、プログラミングが難しいという意見は無視するようにしてください。
プログラミングの習得には時間がかかる
1つ注意点を挙げるとすると、プログラミングの習得には時間がかかるということです。
すごく重要なことなので、プログラミングを勉強する人はぜひ覚えておいてください。
プログラミングの勉強を始めたばかりの人が「難しい」と発言してしまうのは、この点を理解していないからです。
プログラミングの勉強を始めたものの、「難しい、、」と感じる人の多くは、シンプルに学習時間が足りていないことが多いです。
では、どれくらい勉強したらプログラミングができるようになるかというと、下記のイメージです。
https://twitter.com/donachiki1017/status/1221025168069484544
つまり、プログラミングができるようになるには1000時間ぐらい必要だということです。
こういった感じで、プログラミングが出来るようになるまでの辛い時間を抜け出すまでが大変で、この間は難しく感じます。
とはいえ、200時間ぐらいすると、ある程度作りたいものは出来るようになるので安心してくださいね。
でも辛い時間を脱け出せたあとは、控えめに言ってめちゃくちゃ楽しいです。
ですので、プログラミングを勉強しているけどなかなか成長しないなと感じても、習得には時間がかかるということは理解しておくことで、気持ちがずいぶん楽になりますよ。
【本質】難しいのはプログラミング学習を「継続する」こと
ここまでで、プログラミングは難しくないということを説明しました。
じゃあ誰でもプログラミングを習得できるかと言うと、そういう訳ではないんでよね。
なぜかというと、プログラミング自体は難しくないのですか、プログラミング学習を継続することが難しいのです。
この継続が難しいことが、プログラミングが難しいとされる一番の本質だと思っています。
先ほど説明した通り、プログラミング学習には時間がかかります。その間は分からないことが多かったりするので、どうしても困難に感じてしまうことが多いです。
すると、「プログラミングってあんまり楽しくないなぁ・・・」と思ってしまい、継続できずに途中で諦めてしまうのです。
気持ちは分かりますが、非常にもったい無いんですよね。
プログラミングを習得するためには、学習を「継続する」ことが一番難しい、ということを理解してください。
逆に、継続して取り組める人は間違いなく習得できるはずです。
ぜひ、諦めずに頑張りましょう。
なお、勉強するやる気が出ないと感じる人がどうすれば良いか?について以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。