
「プログラミングを勉強するならスクールに通うべきなんだろうか?でもスクールは料金が高いし、悪い評判も見かけたことがある…。とはいえ独学だとやり切れるか心配…。どうしたら良いだろう?」
この記事ではそういった悩みを解決します。
この記事でわかること
- プログラミングスクールと独学どっちを選ぶべきか?
- プログラミングスクールは料金が高すぎるから独学する?→古い考え方です
- 【結論】プログラミングスクールに通うべき人とは?
- 【重要】プログラミングスクールと独学で迷う人が取るべき行動とは?
記事の信頼性
- 現役エンジニア歴9年
- 10社を超えるプログラミングスクールの調査 → 評判まとめ記事『【現役エンジニア厳選】おすすめのプログラミングスクール3社【無料体験あり】』
- プログラミングスクール『テックアカデミー』の受講経験あり
- プログラミングを独学で取得 ※2回挫折した経験あり
プログラミング独学経験、実際にプログラミングスクールを受講した経験があるので、プログラミングスクールと独学どちらを選択するべきか?を解説することができます。
さらに、エンジニアの視点から会社で求められるスキルや知識もあるので、効率的にエンジニアを目指す方法も分かります。
プログラミングを習得したいと考えたものの、プログラミングスクールを受けるべきか独学するべきか、迷っているあなた。
プログラミングの勉強方法について調べてみるとたくさんの情報が見つかって、どうすれば良いか迷ってしまいますよね…。
正直なところ、プログラミングを独学することは無理ではありませんが、かなり難しいです。
私は幸いにも独学で習得することができましたが、振り返ってみると環境に恵まれていたからでした。
私と同じ手順をお伝えしたら習得できるか?というと、多分厳しいです。私と同じく2回挫折経験が必要かも…(笑)
ですので、これからプログラミングを始めたい人は、プログラミングを習得できる確率が高い選択肢を取るべきです。
取るべき行動を間違えると、プログラミングを習得することができず、時間を無駄にしてしまう結果になることも…。
そこで本記事では、プログラミングスクールを受けるべきか独学するべきかを解説します。
先に結論をお伝えすると、
です。
本記事ではその理由について解説していきます。
この記事を読むことで、プログラミングを習得するために取るべき行動が分かりますよ。
【プログラミングスクール vs 独学】自分を追い込めるドS以外はスクールへ
プログラミングスクールと独学、どちらを選べば良いか迷う人は、あなたがストイックに自分を追い込んで勉強できるドSな人かどうかで判断すればOKです。
自分を追い込めるドSな人以外はプログラミングスクールへ行くべきです。
理由は4つあります。
プログラミングスクールに行くべき理由
- プログラミング独学の90%は挫折する
- 独学は時間がかかる
- 正しくない知識、勉強方法が身に付く
- 迷わず前へ進める
1つずつ解説しますね。
プログラミング独学者の90%は挫折する
プログラミングを独学した人のうち約9割が挫折を経験しているというデータがあります。
プログラミング学習者の約9割が挫折を経験 挫折時に「気軽に聞ける環境があればよかった」人が6割に|株式会社SAMURAIのプレスリリース
実際、私も今ではエンジニアとして働いていますが、過去に2回独学に挑戦して挫折した経験があります。
独学をしていると勉強のやり方が合っているか分からないし、困ったときに相談できる人もいない、成長しているかもよく分からないと、たくさんの不安に襲われて心が折れてしまうんですよね、、
ちなみに、3回目の独学に成功できた要因は以下の4つがあったからです。
独学に成功できた4つの理由
- プログラミングが大学院の研究で必要だったから(=卒業のために必須だった)
- 週1回の定例会の場や周りの人の目があった=自然とプログラミングを勉強できた
- 分からないことや困ったことを相談できる先輩達がいた
- 一緒に頑張る仲間がいた
独学に成功した要因を振り返って上記を詳しく分析すると、プログラミング習得の秘訣は1)目的意識、2)進捗管理、3)相談、4)学習環境の4つにあります。
実は、プログラミングスクールが独学より成功確率が高い理由は上記の4つの要因があるからです。
プログラミングスクールが挫折しづらい要因
- 目的意識:なぜプログラミングを勉強するのか?事前のカウンセリングで明確にする
- 進捗管理:週に1〜2回、オンライン面談で学習状況をシェアする
- 相談:分からないことや困ったことをチャットやビデオ通話で相談できる
- 学習環境・仲間:ブートキャンプ型や通学制のスクールでは一緒に頑張る人たちに出会える
残念ながらプログラミング習得は誰でも気軽に挑戦してできるようになれるほど、そんなに甘いものではありません。
学習環境や勉強する時間の確保などを事前に練っておかないと途中で挫折します。
あなたには、よほど叶えたい目標や夢があって、友人と遊んだりYoutubeを見たり自分の趣味の時間を犠牲にしてプログラミングに打ち込むために自分を追い込める人ですか?今まで何かにチャレンジしようとして挫折することなく継続できましたか?
即答でYESと答えられる人は独学で問題ないです。
そうではない人が独学しても挫折してしまうので、プログラミングスクールを活用するのが無難ですよ。
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独学は時間がかかる
プログラミングがなんとなくできるようになるには200〜300時間ぐらいの学習が必要です。
なるべく1〜2ヶ月の短期間で集中してそれぐらいです。
社会人の人が毎日の仕事の空いた時間で1〜2時間ずつ勉強したとすると、半年以上かかります。
私も毎日6〜8時間ぐらい勉強を1ヶ月半ほど続けて、やっとなんとなくできるようになりました。
これでも周りの人と比べるとかなり早い方です。
一方でプログラミングスクールだと、3ヶ月で未経験からエンジニア転職を実現、もっと早いところだと1ヶ月で転職してしまうところもあります。
独学は勉強の手順が分からないし、分からないことにぶつかったときに解決するのに時間がかかります。
見知らぬエラーにぶつかって1日を棒にしてしまうことも珍しくありません。
時間に余裕のある学生であれば独学にチャレンジしてOKだと思います。
でも社会人であればおすすめしません。学生と比べて時間の貴重さは理解していただけますよね?
プログラミングスクールは”時間”を買っています。
正しくない知識や勉強方法が身に付く
いわゆる自己流です。
個人で開発している分には自己流でも問題ないです。
ですが、企業のエンジニアとして働くときはチームで開発することがほとんどです。
その時に初めて問題に気がつきます。例えば以下のようなことです。
独学者が企業に入って初めて気がつくこと
- コードの書き方
- コメントの残し方
- 分からないことの解決の仕方
- 技術情報の探し方
プログラミングスクールでは現役エンジニアが講師をしていることが多いです。
プロのエンジニアの正しい勉強の仕方や分からないことの解決の仕方、正しいコードの書き方など実践で使えるノウハウを習得することができます。
※逆に言うと、スクールの卒業生や学生アルバイトが講師をしているスクールは要注意です。
もちろん会社に入ってから正しい方法やチームのルールに従って学び直せば良いのですが、エンジニアになりたての頃は、新しい環境に馴染むことや忙しい業務に忙殺されたりと手一杯になってしまうことがほとんど。
その上で一度身につけた自分の癖を直すのは結構シンドイです、、、(体験談)
最初に身につける基礎は今後の成長を大きく左右するので、正しいやり方を学ぶのがベストです。
迷わず前へ進める
個人的にはこれがプログラミングスクールの大きな価値だと。
まず、プログラミングは成長している実感が湧きづらいです。具体的には以下のイメージです。

プログラミングスキルの成長は非常に緩やか。ある程度できるまでが長く辛いためギャップを感じて挫折しやすいことに注意。
習得までに時間がかかることもあり、勉強していると、「この学習方法で合っているのかな?」「この失敗、前もやったような気がする。全然成長できなていかも…」と不安に襲われることが多々あります。
そんな時に、相談できる人の存在はとても大きいです。
プログラミングスクールでは、メンターと呼ばれる人があなたの学習の進捗状況をサポートしてくれたり、不安に思っていることなどの相談に乗ってくれます。
「このまま勉強を続けていればいいんだ!」と迷うことなく安心して勉強できるので、プログラミング習得できる確率も高くなります。
プログラミングスクールは料金が高すぎるから独学する?→古い考え方です

プログラミングスクールを避ける人は上記のような理由で独学を選ぶ人が多いです。
ですが、残念ながらこれは古い価値観ですね、、
今の時代ならプログラミングスクールを活用し、エンジニアとして自走できる基礎を最速で作るのがベストですよ。
少し解説します。
プログラミングスクールは将来への『自己投資』
プログラミングスクールの費用は将来への先行投資です。エンジニアとして働き始めればすぐに回収可能です。
なぜかというと、エンジニアの平均年収は以下の通り他の職種より高いからです。
厚生労働省が行う「 賃金構造基本統計調査」を基に平均年収を算出すると以下の通り。
- 全職種の平均:454.8万円
- エンジニア(SE)の平均:550.8万円
上記の通り、エンジニアの平均給与は他の職種と比べて100万円も差があります。
もしあなたがエンジニアになることで今働いている年収よりアップするなら、スクールの料金を回収できるか計算してみましょう。
エンジニア転職を成功させて年収が100万円上がった人もたくさんいるので、スクールに投資する価値のある人は多いはずです。
実際私もエンジニア平均以上の給料をもらっています。ありがとうございます。
また、プログラミングスキルを身につければ副業することもできます。
例えば、フロントエンドスキルを身につけるとWebページのLP(ランディングページ)制作ができるようになります。
実際にLP案件をクラウドソーシングサイトで調べてみると、
こういった感じで、1件あたり2万〜5万円程度の案件がたくさん見つかります。
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると1日8時間程度で作れるようになります。
時給6000円ぐらいですね…。笑
LP制作案件は実務経験なしでも受けることができますし、月に1つこなすペースでも半年でスクールの費用は回収できるぐらいかと。
プログラミングスクールの費用は将来稼げるようになる『先行投資』なので、目先の料金だけ見て価値を判断してしまう人は損してます。
プログラミングが身につかないと何も始まらない
そもそもですが、なぜあなたはプログラミングを勉強しようと思ったのでしょう?
「忙しいのに給料が低い今の生活から脱却したい…」
「プログラミングができるエンジニアに憧れている!」
「フリーランスとして在宅ワークなど自由な働き方を手に入れたい!」
そういった思いがあるからではないでしょうか?
とはいえ、すでに解説した通りプログラミングの独学は難しいです。
ですので、本気で人生を変えたいのなら成功確率が高い方法を選ぶべき。
特に年齢が高い人であればあるほど時間は限られているのでなおさらです。
10%の人しか成功しない茨の道での独学を選ぶべきか。
90%以上の人が未経験からエンジニア転職した実績のある確率の高い道を選ぶべきか。
答えは明白ですよね。
コスパの良いプログラミングスクールが増えてきている
最近は良くも悪くもプログラミングスクールが乱立していて、スクール同士の競争が発生したことでコスパの良いスクールが増えてきました。
受講料金が無料でエンジニア転職までサポートしてくれたり、万が一転職に失敗しても転職保証が付いていたり、受講から2週間いないであれば受講料金を返金してくれたりと、費用面に関して損をしない仕組みが整ったプログラミングスクールがたくさんあります。
ですので、時間的にも費用的にも価値のあるスクールへの自己投資ができますよ。
具体的には、『【現役エンジニア厳選】おすすめのプログラミングスクール3社【無料体験あり】』でコスパの良い厳選したプログラミングスクールをまとめているので、この中から選べば失敗することはないですよ。
【結論】プログラミングスクールに通うべき人とは?
ここまでの話をまとめると、独学ではなくプログラミングスクールに通うべき人は、以下に当てはまる人です。
プログラミングスクールに通うべき人
- 誰かに監視されないとモチベーションを上げられない人
- 誘惑に弱い人
- 分からないことにぶつかるとすぐに心が折れる人
- 回り道している時間的余裕がない30代の人
- 今の自分を本気で変えたい人
現在は書籍やオンライン学習サービスが充実しているので独学でプログラミングを身につけることももちろんできます。
ですが、たくさんの誘惑や不安に押しつぶされそうになりながら黙々と勉強を続けることができる人でないと成功しません。
成功確率を上げるためにも最初のスタートはスクールを使うのが今は賢明な方法です。
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【注意】プログラミングスクールに通いながら独学も必要

プログラミングスクールは高校の授業や大学の講義とは違う。自分で教材を読んで自分で進めるのが基本であることに注意。
注意点ですが、もしあなたが「スクールに通えばプログラミングができるようになる!」と考えているなら危ないです。
プログラミングスクールに通いつつ、独学もしてください。
なんとなくプログラミングを学びたいと漠然と思っている人がプログラミングスクールに通うこともおすすめしません。お金をドブに捨てるハメになりますよ。
理由は次の3つ。
スクールに通う人も独学する必要がある3つの理由
- プログラミングスクールでは『自走できる』エンジニアの基礎を身につける
- 良い企業への転職成功の鍵は『差別化』
- エンジニアは独学で学び続ける
少し解説します。
プログラミングスクールでは『自走できる』エンジニアの基礎を身につける
プログラミング初心者が最初に目指すべきは『自走できる』エンジニアです。
自走できるエンジニアとは?
- 分からないことを自分で調べて解決できる
- 新しい技術を自分で学べる
- 何かを作るために必要な作業をバラすことができる
自走できないと稼げるエンジニアにはなれません。
会社にも自分でスキル習得をしようしなかった結果、使えない人として悲しいポジションになっている人も…
自走できる力を持たないエンジニアは最初は良くてもだんだん稼げないエンジニアになる運命です。
プログラミングスクールの目的はスキルの習得ではなくて、『自走』できるエンジニアになるための手順や環境を用意してくれているだけです。
正直な話をすると、たかだか数ヶ月プログラミングを学んだだけで開発現場で使えるようなスキルなんて身につきませんし、世の中で使われいるシステムやサービスを作ることもできませんよ。
プログラミングスクールに頼りっぱなしではなく、自走できるエンジニアを目指しましょう。
良い企業への転職成功の鍵は『差別化』
良い企業に就職してエンジニア人生をスタートさせたいのなら、プログラミングスクールを活用しつつ独学することも必要です。
なぜなら、スクールのカリキュラムだけこなしていても他の人より優れた力が身につかないから。
実際、プログラミングスクールを受講して大手企業や自社サービス開発企業に就職した実例はあります。
そういった人に共通することは他の受講生よりも独学して努力したということ。
他の受講生と同じ学習量だけだと、受託開発企業やSES企業など、成長できるか微妙な企業に就職することになります。
プログラミングスクールを活用して良い企業へのエンジニア転職を狙うなら、独学が必要です
エンジニアは独学で学び続ける必要がある
エンジニアになったら終わりではなく、そこから独学で学び続ける必要があります。
なぜなら、エンジニアの世界は技術成長が著しく新しい開発方式やソフトがどんどん取り入れられていくので、合わせて新しい技術を学んでいく必要があるから。
独学が必要な理由
- 言語によって特徴が違う → 色んな言語を知って使い分ける必要がある
- 言語はバージョンアップされる → 新しい特徴や文法を学ぶ必要がある
- 新しい開発ツールができる → 試してみて技術を取り入れる必要がある
学び続ける必要があるのはエンジニアだけではなく他の職業も同じですよね。
- 営業職は業界の動向や顧客心理を学び続ける
- 研究職は論文や学会で最新の情報を学ぶ
自分から学ぼうとしないエンジニアは成長できません。成長しなければ収入も上がりません。
プログラミングスクールで勉強の仕方を学び、独学もできるようになりましょう。
【重要】プログラミングスクールと独学で迷う人がやるべきこと

と迷う人が取るべき行動は以下の通り。
スクールと独学で迷う人が取るべき行動
- 独学でサクッと基礎を学んでみる
- プログミングスクールの無料体験を受けてみる
いきなりプログラミングスクールに入会するよりは、プログラミングがどんなものか?サクッと体験してみるのが良いです。
具体的にはProgateやドットインストールなどオンラインかつ無料で学べるものを1週間ぐらい取り組んでみると良いです。
それと並行して、プログラミングスクールの無料体験を受けてみましょう。
やはりプログラミングスクールもメンターや教材など人によって相性があるので、実際に体験してみて自分に合うかどうかを判断するのが賢明です。
無料体験でおすすめなのはテックアカデミーです。
プログラミングスクールの中でも最も受講実績の多いスクールで、1週間と長期間無料体験ができます。プログラミングを初めてみたい方には最適ですよ。
無料体験を申し込んでから実際に体験できまるまで1週間ぐらい時間が空くことが多いので、先に済ませてからProgateを始めると効率が良いですよ。
>> テックアカデミー(Techacademy) 無料体験に申し込む
他にも『【現役エンジニア厳選】おすすめのプログラミングスクール3社【無料体験あり】』で無料体験付きのスクールをまとめているので参考にしてみてください。
あとは、行動あるのみです。
エンジニアとして成功できる人は積極的に行動できる人です。
チャンスは逃さず行動しましょう。