
「プログラミングを独学で勉強しようと思っているが、何から始めたら良いか、またどの言語を勉強したら良いか分からない。独学で勉強する方法を教えて欲しい。」
今回はそういった悩みを解決します。
この記事で分かること
- プログラミングを独学で勉強する方法
- プログラミングを独学で勉強するために用意すべきもの
プログラミングを独学で勉強したいなぁと考えても、実際に何から始めたら良いか分からない、という悩みがあると思います。
私はエンジニア歴が8年で、実際の開発現場で求められる知識を独学で取得してきました。そこで今回はプログラミングを独学で勉強する方法について解説ます。
この記事を読むことで、独学でプログラミング勉強をスタートさせることができるようになっているはずです。
プログラミングを独学で勉強する方法
プログラミングを独学で勉強する方法は次の4つのステップに従って進めていけばOKです。
- PCを準備する
- 作りたいものを決める
- 勉強するプログラミング言語を決める
- 独学で勉強する流れ
PCを準備する
まずはプログラミングを行うためのPCを準備しましょう。
プログラミング勉強にPCは必須です。調べ事だけであればスマホでも出来ますが、プログラミングは実際に手を動かさないと身につきません。
プログラミングを勉強するのであれば、MacBookを用意するのがおすすめです。
というのも、プログラミングを行なっている人達の多くはMacを使っていて、プログラミング環境の構築方法や問題解決する時に参考になる記事は、Macが前提で書かれていることが多いです。
勉強を始めたばかりの時はつまづくことが多いので、困ったときに参考になる記事が多い方が安心です。
プログラミング勉強を始めるためにMacBookを買いましょう。
補足
iMacはスペックが非常に高いですが、プログラミング初心者にはオーバースペックなので不要です。持ち運びにも便利なMacBookを購入しておくと、カフェなどでも勉強が進められるのでおすすめです。
作りたいものを決める
PCが用意できたら、次に作りたいものを決めます。
なぜなら、作りたいものによって利用するプログラミング言語が異なるため、どの言語を学習すべきかが変わってくるからです。
具体的には、次のようなザックリと作りたいものを決めるイメージで大丈夫です。
- ゲーム
- スマートフォンアプリ
- Webサイト
- Webサービス
- AI学習
- 組み込み機器
勉強するプログラミング言語を決める
作りたいものが決まったら、勉強するプログラミング言語を決めます。
先ほどの具体例だと、次の中から学習言語を選べば大丈夫です。
- ゲーム:C#とUnity
- スマートフォンアプリ:iOSならSwift、AndroidならJava
- Webサイト:HTML、CSS、JavaScript
- Webサービス:PHP、Ruby、Java
- AI学習:Python
- 組み込み機器:C++
独学で勉強する流れ
PCの用意と勉強する言語が決まったら、実際に学習を始めます。
学習は次の3ステップに従って進めましょう。
- 学習サイトで勉強する
- 本で勉強する
- 学習サイトの有料コースを勉強する
学習サイトで勉強する
まずは学習サイトを使って勉強しましょう。
プログラミング初心者は学習サイトで公開されている動画に従って、見よう見まねで作業していくと効率が良いです。
学習には次のようなサイトを使うと良いです。どれも最初は無料で利用できるので、基礎を勉強するのには十分です。
本で勉強する
学習サイトで基礎知識を身につけたら本を購入して勉強を進めましょう。
残念ながら学習サイトの無料会員で学べる情報だけでは開発現場ではスキル不足で、さらに深い知識が必要です。
例えばHTMLやCSSを使ったWebサイトのデザインを勉強したい方であれば、次のような本を買うと良いです。
注意点としては、正直なところ本によってあたりハズレがあります。内容が上級者向けで難しすぎたり、逆に簡単すぎて内容が薄い本があります。
本を買う前にレビュー等を確認して、自分のレベルにあったものを選ぶようにしましょう。
基本的な知識が身についたら本を使って勉強を進めましょう。
学習サイトの有料コースを勉強する
基礎知識が身についた後は、学習サイトの有料会員となってさらに勉強を進めましょう。
無料会員で学べる範囲だけでは知識不足で、実際の現場で活躍するためには有料会員コースで学べるようなスキルが必要です。
先ほど紹介した学習サイトの有料会員コースに申し込んで勉強を進めるのもOK。
資格取得やビジネスで使えるスキルまで見据える方はUdemyの利用がおすすめです。
プログラミングを独学で勉強するときに注意すべきこと
プログラミングを独学で勉強するときに注意すべきことが2つあります。
- 必ず手を動かして実際にコードを書く
- 分からないことは調べて解決する癖をつける
注意点1:必ず手を動かして実際にコードを書く
プログラミングを独学で勉強する時は必ず手を動かして実際にコードを書いてください。
プログラミングは本を読んだり学習サイトの情報をインプットするだけでは上達しません。実際に書いて体に覚えさせる必要があります。
また、プログラミングは実際に書いてみて、初めてぶつかる問題がよくあります。
これは数学の勉強と同じで、知識をインプットしただけではテストで点数が取れなくて、何度も繰り返し問題を解くことで初めてできるようになります。
プログラミングを勉強する時は必ず実際にコードを書くようにしてください。
注意点2:分からないことは調べて解決する癖をつける
勉強をしていて分からないことがあれば調べて解決する癖をつけてください。
実際プログラミングをしていると分からないことが山ほどでてきます。そういった時に問題を解決できる力を身につけるとが非常に大切です。
例えば、Stack OverFlowというサイトはプログラミングに関する専門掲示板で、結構マニアックな情報も載っています。
自分と似た問題にぶつかっている人がいるので、参考にすると解決できることがあります。
分からないことがあった時に解決できる力が実際の開発では非常に大切になってくるので、しっかりと身につけておきましょう。
【最速】プログラミングスクールを併用して勉強する
最速でプログラミングスキルを身に付けたい方はプログラミングスクールを併用して勉強するのが良いです。
正直なところ、スキルを学ぶだけであればプログラミングスクールは不要です。
ではなぜプログラミングスクールの併用を勧めるかというと、勉強のモチベーション維持です。
独学でする上での最大の課題は、勉強を「継続」することです。
鋼のメンタルを持っている人であれば問題ないですが、大抵の人はついついサボってしまうこともあるでしょう。
そういった時にプログラミングスクールを利用すれば、「お金を払ってまで入会しているのだから・・・」というもったいない精神が働くので、着実に勉強を進められます。
プログラミングスクールはCodeCampなどを使うと良いです。CodeCampは現役エンジニアが講師なので、実際の開発現場で必要なスキルを身につけることができます。
無料体験レッスンが付いているので、一度試してみると良いでしょう。
勉強スタイルが身につくまでは、プログラミングスクールを併用するのが最速の勉強方法です。
まとめ
ということでプログラミングを独学で勉強する方法を紹介しました。
プログラミングの独学は、学習サイトや本を活用することで勉強することが可能です。
ですが、モチベーションの維持が結構大変なので、最速で上達したい方はプログラミングスクールを併用しましょう。