
「プログラミングに興味があるけど、難しそうなイメージがある。向いている人の特徴ってどんなのだろう?もし自分が向いていない性格だった場合は、プログラマにはなれないのだろうか?」
今回はそういった悩みを解決します。
本記事で分かること
- プログラミングに向いている人の5つの特徴が分かる
- プログラミングの適性検査は無意味
- 【重要】プログラミング習得に必要な才能は2つだけ
記事の信頼性
この記事を書いている私はエンジニア歴8年で、今も開発現場でプログラミングをしています。
そういった経験から、プログラミングに向いている人の特徴を理解できているので、これから学習をしたい方々へアドバイスをお伝えすることができます。
今回は「プログラミングが向いている人はどんな人か」というテーマについて解説します。
プログラミングには向き不向きがあるので、学習を始めようか迷っている人が事前に特徴を理解しておくと、勉強に前向きに取り組めます。
一方で、「自分はプログラミングに向いていない性格だから無理だ…」と、諦める必要は全くありません。本記事ではその理由についても解説します。
この記事を読むことでプログラミングに必要な才能を理解し、前向きに学習を始められます。
参考
なお、向いていない人の特徴も知りたい人は合わせて次の記事をどうぞ。
プログラミングに向いている5つの特徴
まず結論ですが、プログラミングに向いている特徴は次の5つです。
- 根気がある
- 論理的思考が得意
- 長時間座って作業できる
- 分からないことをすぐ調べる
- プログラミングを勉強と思わずに楽しめる
1つずつ解説します。
根気がある
1つ目の特徴は根気があることです。
プログラミングの名物(!?)と言えば「エラー」で、なぜエラーになってしまうのか分からないことによくぶつかります。
そうは言っても最終的にはなんとか解決しなくてはならないため、根気よく問題と向き合う必要があります。
エラーを解決する作業は「デバッグ」と呼ばれ、プログラミングにおいては非常に重要なスキルです。
イメージとしては、ソースコードを書くのと同じぐらいデバッグ作業が必要なので、粘り強く取り組む根気はめちゃくちゃ重要です。
根気がある人はプログラミングに向いていると言えます。
参考
デバッグに関しては以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
論理的思考が得意
2つ目の特徴は論理的思考が得意なことです。
なぜなら、プログラミングを組むときはどうやって機能を実現するかを順序よく組み立てる必要があり、この作業には論理的思考力が不可欠だからです。
例えば、プログラミングで有名なFizzBuzz問題を考えてみます。
FIzzBuzz問題とは
- 1から順番に数字を発言していく
- 3で割り切れるときは「Fizz」を発言
- 5で割り切れるときは「Buzz」を発言
- 両方で割り切れるときは「FizzBuzz」を発言
このゲームをコンピュータ画面に表示させるプログラムとして作成させることです
FizzBuzz問題をプログラミングしようとすると次のようなことを考えます。
- まずは入力された数字を受け取ろう
- 画面に出力するための文字列を事前に用意しておこう
- 3でも5でも割り切れるならということは15で割り切れる部分から先に処理をしよう
- チェックする順番は15→5→3にしよう
こういった感じで、プログラムの骨組みとなる部分、機能を実現するための処理を順序立てて組み立てる作業は、論理的に考えていく必要があります。
論理的思考が得意な人はプログラミングに向いていると言えます。
長時間座って作業できる
3つ目の特徴は長時間座って作業ができる人です。
1つのプログラムを作り上げるには、早くて数日、長いものだと数ヶ月はプログラミングを行う必要があります。
プログラミングはパソコンを使って行うため、基本的にはデスクワークです。ですので、開発期間はじっと椅子に座って作業をする必要があります。
人によってはデスクワークが嫌いな人もいるし、一人で黙々と作業をするのが苦手な人もいますよね。
腰や肩が痛くなったりしますよ、、、(泣)
そう考えると、長時間座ってプログラミングができる、これも1つの向いている特徴だと言えます。
分からないことをすぐ調べる
4つ目の特徴は分からないことをすぐ調べる癖があるかどうかです。
ぶっちゃけた話、エンジニアがプログラミングに関する全ての知識を知っているかと言われると、答えはNoです。
では開発する時にどうしているかというと、都度調べています。
イメージとしてはプログラミングをする全体の7~8割ぐらいは理解していて、他の2~3割は分からないので調べながら開発している感じです。
ですので、分からないことを調べることは、プログラマーにとって重要な資質です。
普段から分からないことや興味があることに対してすぐに調べる癖は、プログラミングに向いている特徴と言えます。
参考
分からないことを解決するのも重要なスキルで、詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。
プログラミングを勉強と思わずに楽しめる
5つ目の特徴はプログラミングを勉強と思わずに楽しめる人です。
プログラミングは1つの言語を覚えたら終わりではなく、いくつかの言語を使い分けて1つの製品を作り上げることがほとんどです。
また、言語自体もバージョンアップされたり、新しい言語の登場により移行する必要があるなど、勉強しなければならない機会がたくさんあります。
そういったとき、「新しい言語ってどんな感じなんだろう?ワクワク♪」という感じに、勉強と捉えずに前向きに楽しめる人は素質ありです。
逆に、「また勉強か…」と感じてしまう人は活躍の範囲が狭くなってしまい、エンジニア生活がつらいかも…
プログラミングを勉強と思わずに楽しめる人は向いています。
プログラミングの適性検査は無意味
ここまでに解説してきたプログラミングに向いている特徴を事前に検査する方法があります。
例えば、マナラボの『3分で力試し!エンジニアやプログラマーの適性がわかる『CABテスト』』などでプログラマーとしての適性検査ができるらしいです。
ただ、ここでお伝えしたいことはプログラミングの適性検査はハッキリ言って無意味です。
もし適正検査してみて「あぁ、自分はプログラミングに向いていない性格なんだ」と不安に思うぐらいなら、最初からやらない方がマシです。
プログラミングに必要なスキルは学習することで身につけられる
なぜ適正検査が無意味かと言うと、プログラミングに必要なスキルは学習することで身につけられるからです。
私の経験上、プログラミングに必要なスキルは次の3つです。
- 論理的思考力
- 分からないことを調べて解決する力
- 粘り強さ・継続力
上記3つのスキルは最初から備えているものではなく、プログラミングをしながら鍛えていくものであ理、適正検査で向いている性格と判定されたから、身につけられるものでもありません。
さらに言うと、実際にプログラミングしてみなきゃ分かるはずもないですし、やってみて分かることの方が多いです。
今は気軽にプログラミングを始められる環境が整っているので、実際に試してみた方が早いですよ。
プログラミングに向いている特徴を事前に検査する適正検査は無意味です。結果に一喜一憂するぐらいならプログラミングを始めましょう。
【重要】プログラミング習得に必要な才能は2つだけ
プログラミングに向いている・向いていない特徴はあるのですが、実はプログラミングを習得することとは関係ありません。
どんな性格であろうと、プログラミング習得に必要な2つの才能があればできます。
その才能とはコチラ。
https://twitter.com/donachiki1017/status/1233210418379706369
プログラミング習得に不要な才能はたった2つだけ
- 行動すること
- 継続すること
マジでこれだけです
「論理的思考力が~!」「センスが~!」とか言う意見は無視して大丈夫。
プログラミングしていれば自然と身につきます。
まずはやってみること、それが大事です
詳しくは『プログラミング習得に必要な才能はたった2つだけ【行動&継続】』の記事で解説していますが、プログラミング学習を始めるための行動をして、学習を継続できれば、習得できます。
途中で辞めなきゃ習得できます。決して難しすぎてできないなんてことはありませんよ。
プログラミング習得に必要な才能はたったの2つだけです。
さいこに:まずは行動しよう
ということで、「プログラミングが向いている人はどんな人か」というテーマについて解説しました。
冒頭でもお伝えした通り、「自分はプログラミングに向いていない性格だから無理だ…」とプログラミング習得を諦める必要は全くありません。
プログラミング学習を始めるための行動をして、学習を継続すれば、習得できます。必要なスキルも自然と身につきます。
ですので、プログラミングに興味がある人は、まずは行動してみましょう。
行動&継続してプログラミング習得するオススメの方法

そこでオススメなのが、プログラミングスクールの無料体験を受けてみることです。
なぜなら、
- 何かにチャレンジしようとしてもどうしたら良いか分からない
→プログラミングスクールの無料体験はファーストステップとしては最適 - 継続することが難しく高確率で挫折する
→無料体験で気に入った場合はそのまま継続すればOK
上記のような感じで無料体験はメリットが多く、これといったデメリットはありません。
プログラミングを習得してみたい方は、プログラミングスクールの無料体験から始めてみましょう。
無料体験付きプログラミングスクール
- CodeCamp
:オンライン・マンツーマン指導のプログラミングスクールとしてNo.1の実績を持つサービス。講師は全て現役エンジニアなので即戦力のスキルが身につきます。
- テックアカデミー(TechAcademy)
:オンラインのプログラミングスクール。特定のコースを選んで受講。学びたいことが明確になっている人におすすめです。