プログラミング

プログラミングで作りたいものがない問題は、本当に問題です【具体例あり】

プログラミングで作りたいものがない問題は、本当に問題です【具体例あり】
プログラミング初心者
「プログラミングを勉強するときに何か作りたいものを考えて作れと聞いたことがあるけど、ホント?。何を作ったら良いかイメージが全然湧かない…。作りたいものがない人はどうしたら良いのだろう?」

 

今回はそういった悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • プログラミングで作りたいものを決めることは『超重要』
  • プログラミングで作りたいものを決めるメリットが大量にありすぎる件
  • プログラミングで作りたいものがない人はどうすれば?【解決策】
  • 作りたいものを作るためにはどの言語から勉強したら良いか?
  • 【ここだけの話】プログラミングスクール行けば作りたいものも見つかる

 

記事の信頼性

この記事を書いている私はエンジニア歴8年で、今も開発現場でプログラミングをしています。

そんな経験から、プログラミング初心者のあるあるの悩みに関してアドバイスをお伝えすることができます。

 

プログラミング言語を勉強しようと考えたものの、次のようなことで悩んでしまう方も多いのでは?

  • 「勉強の仕方が分からない」
  • 「何を作ったら良いか分からない」
  • 「勉強のモチベーションが上がらない

こういった悩みはプログラミングを勉強する方の「あるある」の悩みで、学習が難しいとされる理由でもあります。

先に結論をお伝えすると、プログラミングで作りたいものを決めることは『超重要』です。

事前に作りたいものを決めておかなかったために、勉強の途中で挫折してしまうほど、重要な問題です。

 

本記事では『なぜ、プログラミングで作りたいものが必要なのか?』という理由について解説します。

また、プログラミングで作りたいものがないという問題の『具体的な解決方法』も合わせてお伝えします。

 

この記事を読むことで、プログラミングで作りたいものが見つかり、効率的に勉強を進められるようになりますよ。

 

プログラミングで作りたいものがない問題は、本当に問題です

プログラミングで作りたいものがない問題は、本当に問題です

冒頭でもお伝えした通り、『プログラミングで作りたいものがない』ことは本当に問題です。

作りたいものを決めて実際に作ってみることはプログラミング習得において『超重要』。

その理由は次の2つ。

 

作りたいものを決めるべき理由

  1. プログラミングは「勉強」ではない
  2. 作りたいものがない人は挫折します

 

1つずつ説明しますね。

 

プログラミングは「勉強」ではない

プログラミングはあくまで、何かを作るための手段であり、勉強することが目的ではないです。

プログラミングを勉強し始めた方がよく勘違いしがちなので、改めて理解してください。

 

プログラミングを学び始める最初は、当然ながら基礎勉強が必要ですが、ある程度できるようになったその先はThe:モノづくり

何かを作る楽しみこそがプログラミングの醍醐味であり、「なんだか難しくてよく分からない。」と感じて挫折してしまうのは本当にもったいない。

特にプログラミングが好きで上達する人は、遊び心が強い傾向があります。

何かを作ることを、まるで「遊び」のように捉えていて、「勉強している」という意識がほとんどない。

 

例えば、プログラミングスキルを身につけてフリーランスとして成功されたマナブさん。

マナブさんのブログで、デベロッパーツールでソースコードを覗いてみてください。

プログラミングで作りたいものがない問題は、本当に問題です|プログラミングは「勉強」ではない:マナブログの例

こういった遊び心がある人がエンジニアとして成功できる人の特徴です。

 

プログラミングは「勉強」ではなく、何かを作るためのものであり、作ることの楽しさや遊ぶ感覚をますは知ってください。

 

関連記事プログラミングがつまらないと感じる5つの原因【10倍楽しくなる方法アリ】

 

作りたいものがない人は挫折します

プログラミングを勉強し始めたものの、作りたいものを決めずに勉強している人は、途中で挫折します

なぜなら、過去の僕がそうだったから。

 

私も今ではエンジニアとして働いていますが、実は過去にプログラミングを独学で勉強し始めたものの、挫折した経験があります。

その時のことを振り返ってみると、作りたいもを決めず、ただなんとなく勉強していました。

そのため、勉強をするのにモチベーションが上がらず、ついついサボることが多くなり、途中で挫折するハメに、、

 

その後、無事にプログラミングを習得できたのですが、その時の違いは「作りたいものがあるかないか」でした。

プログラミングで作りたいものがない人は挫折しやすいので、勉強を始める時に作りたいものを決めるようにしましょう。

 

関連記事プログラミングの勉強がきつい・つらいと感じるあなたへ【現役エンジニアがアドバイス】

 

プログラミングで作りたいものを決めるメリットが大量にありすぎる件

プログラミングで作りたいものを決めるメリットが大量にありすぎる件

プログラミングを勉強する上で、作りたいものを決めることによるメリットが大量にあります。

例えば以下のようなメリットです。

 

作りたいものを決めるメリット

  1. 何かを作るための構成力が身につく
  2. 分からないことを調べる力が身につく
  3. 学習のモチベーションが維持できる
  4. 勉強効率が爆上がりする
  5. 成果物としてアピールできる

 

あくまで一例で他にも色々ありますが、メリットだらけだということを理解してください。

今回は上記5つについて、1つずつ解説しますね。

 

何かを作るための構成力が身につく

作りたいものを実際に作ってみることで、何かを作るための構成力が身につきます

実際作ってみると分かりますが、作りたいものを自分の力で作るのってすごく難しいです。

 

例えば、AmazonのようなECサイトを作ろうとした場合、何をしたら良いでしょう?

  • Webページはどうやって作る?
  • 商品のデータはどうやって管理&検索する?
  • ユーザの情報やログイン機能は?
  • 決済方法はどうする?

上記のようなことが必要になりますが、イメージできますか?

 

1つのソフトウェアは個々の機能や部品に分解し、それらを組み立てていくことが成り立っています。

何かを作ろうと実際に考えてみることで初めて構成力は身につきますよ。

 

関連記事プログラミングが上達しないと感じる人に足りないことは?【3種の神器を解説】

 

分からないことを調べる力が身につく

何かを作ってみると分からないことがたくさん出てきます。

実際、現役エンジニアでも自分の知識だけで全てできるかと言われると、決してそんなことはありません。

じゃあどうしているか?というと、分からないことを都度調べています

  • どこに答えがあるか?
  • 誰に聞いたら分かるか?
  • どう調べたら答えにたどり着けるか?

といったように、分からないことを調べて解決する力を持っている、これが『プロのエンジニア』です。

 

分からないことは何かを作ってみることで初めてぶつかるので、解決力を上げるためにも、どんどん物作りに挑戦するべき。

 

関連記事【超簡単】プログラミングが分からないときの解決法

 

学習のモチベーションが維持できる

プログラミングで作りたいものを決めるとモチベーションが維持できます。

なぜなら、プログラミングを「勉強」だと考えるとどうも気乗りがしませんが、「もの作り」や「遊び」だと考えると自然とやる気が出て継続できるんですよね。

 

例えば、学生の頃に「勉強しなさい」と言われても、ついついゲームしたりYouTube見たりしていませんか?

私もゲームが好きで、勉強もせずによくゲームしていました!(笑)

理由は単純で、ゲームやYouTubeって楽しい「遊び」だからです。楽しいことは自然と継続できてしまいます。

 

プログラミングの本質はモノづくりであり、楽しいことなんです

そういったプログラミングの醍醐味が理解できると、モチベーションの維持も簡単にできるようになります。

 

関連記事プログラミングを勉強するやる気が出ない方へ送るアドバイス【簡単です】

 

勉強効率が爆上がりする

作りたいものを決めるとプログラミングの勉強効率が爆上がりします。

なぜなら、作りたいものが決まっていると、それを作るために必要な知識を吸収していくことになるので、寄り道することなく効率よく勉強できるから。

ただでさえ習得に時間がかかると言われるプログラミング学習において、短期間で勉強できることがモチベーション維持の面からも重要。

 

作りたいものを決めてプログラミングの勉強効率を爆上げしましょう。

 

成果物(ポートフォリオ)としてアピールできる

実際に作ったものは成果物(ポートフォリオ)としてアピールすることができます。

『ポートフォリオ』は、エンジニアに転職する際の面接や、フリーランスで案件を獲得する際に、自分の実力をアピールする材料になります。

エンジニア転職を目指す人にとってポートフォリオは常識レベルになってきているので、「作りながら学ぶ」というのは王道のやり方になりつつあります。

 

プログラミングで作りたいものがない人はどうすれば?

プログラミングで作りたいものがない人はどうすれば?

「プログラミングで作りたいものが大事だ!と言われても、何を作ったら良いか分からない、なんでも良いと言われても思いつかない件...」

 

というあるあるの悩みについて、いくつかアドバイスをお伝えします。

 

参考:私が作ってきたもの

私がプログラミングを勉強してきた中で実際に作ったことがあるものの例をいくつか紹介します。

  • 友達と対話して年齢を当てるゲーム:
    ただ入力された数字から年齢を推測する単純なもの。「クソだな(笑)」という好評を頂いたことを今でも覚えています。
  • オセロゲーム:
    オセロってどうやったら勝てるのかというアルゴを考えて実装した。しかもGUIではなく、CUI。折れろ白(○)と黒(●)の表現の仕方とか、マス目の表現とか超悩んだ。
    作ったCPUはクソ雑魚で、テスターの友人には1度も勝てなかった。でもすごく楽しかったし思い出に残っている。
  • 怪盗ロワイヤル風のモバイルゲーム:
    携帯ゲームが流行っていた時に見よう見まねで作ってみた。この時、グラフィックの大切さを痛感した。。。

上記のような感じで、ぶっちゃけ、作るものなんてなんでも良いです。

大切なのは、しょうもないなと感じるものでも、とにかく作ってみること

 

作った時に悩んだことは今でもこうしてずっと記憶に残っているし、作ってみて初めて学べたこともたくさんありました。

何より作っている最中はずっと楽しくて、もの作る楽しさをめちゃくちゃ感じることができました

 

困っていたり欲しいと思うものを作る

何かに困っていたり欲しいものがあれば、それを作ってみるのが良いです

例えば、私は以下のようなことを実現したいなと思っています。

 

  • 洗剤の在庫、食品の在庫を管理。あわよくばカメラ(ラズベリーパイ)で在庫を自動認識。家族と共有したい
  • 家に帰ってきたことを検知して電気を付け、音楽を流すシステム
  • 寝る前に明日の天気を勝手に教えてくれるアプリ

 

見方を変えると、身の回りで何かに困っていたり欲しいものがある人に向けて作ってあげるという発想もあります

友人や家族の欲しそうなもの、Twitter上で困っている人を助けられそうなもの、などなど。

自分視点以外にも、相手目線で考えると作りたいものは結構見つかります。

 

プログラミングの学習サイトから題材を探す

プログラミングの学習サイトで題材にしているものを参考にするのもアリです

例えば以下のような感じです。

 

  • ドットインストール
    「PHPでWebサービスを作れるようになろう」というレッスン一覧から、「TODO管理アプリ」や「クイズアプリ」などの題材が見つかる
  • Paizaラーニング
    「Webアプリケーションを作りたい」といった、目的から作るものを探すことができる

特にアイデアが湧かない人は、上記のような学習サイトで紹介されている題材を作ってみるのが良いでしょう。

何より、困った時に正解を見ることもできるので、初心者にオススメの方法の1つです。

 

関連記事プログラミングを独学するのにおすすめの学習サイト【無料あり】

 

既存のアプリやサービスを模倣する

すでにあるアプリやサービスを模倣するのも題材としては効果的です

例えば、Twitterのようなサービスや、メルカリのようなECサイトなどを真似して作ってみると良いでしょう。

 

注意点としては、全てを1度に作ろうとせず、できる部分をピックアップして作ってみることです。というより完全に再現するのは無理です。

小さく分割してプログラミングを作り上げていくことは、実際の開発現場でも使われている方法であり、成功するコツです。

 

作りたいものを作るにはどの言語から勉強したら良いか?

プログラミングで作りたいものを作るにはどの言語から勉強したら良いか?

作りたいものが決まった人は、勉強するプログラミング言語を決めましょう。

プログラミング言語によってできることが違うので、作りたいものに合わせて言語を選ぶ必要があります。

例えば以下のような感じです。

 

  • Webページを作りたい:HTML, CSS,  JavaScript
  • Webサービスを作りたい:Ruby, PHP, Pythonなど
  • スマホアプリを作りたい:Swift, Javaなど

 

プログラミング言語の違いや選び方については以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事実際の開発で使われているプログラミング言語を目的別に紹介

関連記事プログラミング言語の違いとは?5つの違いを解説【言語の選び方も分かる!】

 

ちなみに、プログラミング言語によって習得難易度が違うので、できるなら簡単な言語から勉強を始めるのがオススメです。

上記の例で言うと、Webページ作成Webサービスで使われる言語が簡単な部類です。

 

関連記事【初心者必見】プログラミング言語を勉強する順番【現役エンジニアのオススメ】

 

【ここだけの話】プログラミングスクール行けば作りたいものが見つかる

【効率的】プログラミングスクール行けば作りたいものも見つかる

「まだ作るもののイメージが湧かないな…」

ここまで読んでもまだ悩んでしまうという人は、プログラミングスクールを活用しましょう。

プログラミングスクールでは、「作りたいものが分からない問題」に対する題材を豊富に持っているので、お悩み解決が簡単です。

また困った時の相談役「メンター」が付き、一人で悩むことなく学習を進められるので、これから学習を始める人にとっては願ったり叶ったりです

ぶっちゃけ、未経験から独学でプログラミングを習得するのは結構難易度高め。

1つの言語を習得するまではプログラミングスクールを活用した方が挫折する可能性が低いのでオススメです。

 

講師のサポート付きプログラミングスクール

  • TechAcademy:オンライン完結で勉強できるスクールで、コースがとても充実。チャットで質問すればすぐに回答を得られるのが一番のおすすめポイント。
  • CodeCamp:一対一で受講できる個別指導のプログラミングスクール。マンツーマンなので自分のペースで学習できて、質問もその都度できるのがメリット。

どちらも無料体験&カウンセリングがついているので、まずは気軽に試してみて、自分に合いそうであれば継続利用を考えてみると良いです。

 

プログラミングスクールのデメリットはお金がかかってしまうこと。

ですが、将来エンジニアを目指す方であればぶっちゃけ安い先行投資です。すぐに回収できますよ。

 

その他オススメのスクールも紹介していますので、自分に合った好みのスクールを探してみてください。

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