
- 「プログラミングに才能は必要?」
- 「プログラミングの才能がある人とない人の違いは?」
- 「プログラミングが習得できるのは才能がある人だけ?」
この記事ではそういった悩みを解決します。
この記事でわかること
- プログラミングに才能は必要ない【エンジニアになれる理由を解説】
- プログラミングができる・できないは「才能」ではない
- プログラミング習得に必要な『3つの才能』
- プログラミングが上達する才能は『好きであること』
記事の信頼性
- 現役エンジニア歴8年
- プログラミングは独学で習得
- ただし、独学で2回挫折した経験あり
独学に失敗&成功した経験、さらに現役エンジニアの目線から、プログラミングについて解説することが出来ます。
プログラミングを勉強し始める前に、「自分にプログラミングの才能ってあるのかな?才能がないと努力してもエンジニアになれない…?」と悩んでいるあなた。
もし才能がなかった場合、どんなに努力してもプログラミングスキルを身につけることができなくて、無駄になってしまわないか不安に思いますよね。
先に本記事の結論をお伝えすると、
エンジニアになるためにプログラミングの才能は必要ないです。ですが、プログラミングの習得や上達には才能が関わってきます。
ですので、プログラミングの才能に関して勘違いをしていると、エンジニアを目指せるチャンスを逃してしまうことに…。
そこで本記事では、『エンジニアを目指すのにプログラミングの才能は必要ない』という理由について解説します。
また、プログラミングの才能について勉強を始める前に知っておきたい、
- プログラミングができる・できないは「才能」ではない
- プログラミング習得に必要な『3つの才能』
- プログラミングが上達する才能とは?
という疑問についても解説します。
この記事を読むことで、プログラミングの才能に関しての悩みから解放されますよ。
プログラミングに才能は必要ない【エンジニアになれる理由】
現役エンジニアの目線から解説すると、プログラミングに才能は必要はありません。
理由は以下の通りです。
- 才能がなくてもエンジニアになれる
- 基礎スキルがあれば仕事はできる
- 小学生でもプログラミングをする時代
- 理系・文系は関係ない
- 数学の知識も不要
- 適性も関係ない
才能がなくてもエンジニアになれる
エンジニアになるためにプログラミングの才能は不要です。
なぜなら、多くの人がエンジニアになれた実績があるから。
プログラミングを勉強し始めたのはエンジニアになりたいから、という理由の人が大半だと思います。
設計のセンスやコーディングの才能はたしかにあって、上手い下手はあります。
ですが、生まれ持った才能ではなく、勉強や経験から学ぶことがほとんどです。
エンジニアになる人みんなが最初からセンスあふれる開発ができたわけではなく、失敗や成功を経験したから今の実力があるだけです。
プログラミングは技量なので練習あるのみ、生まれ持った才能なんてものはありません。
基礎スキルがあれば仕事はできる
基礎的なスキルが身についていればエンジニアとして働くことができます。
なぜなら、新人が入社して会社の研修でプログラミングを学んだぐらいの未熟なスキルでも仕事ができているから。
私も入社してから社外の人を招いた研修を受けましたが、学んだのは基礎の基礎で、その後は各部署のプロジェクトに参加したOJTでスキルを磨きながら仕事をしました。
入社した人の中にはプログラミングをやったことがない人もいて、全員が才能があった人達とは言えませんが、それでもプログラミングを使って仕事ができています。
他人を凌駕する才能なんてなくてもエンジニアとして働けます。
小学生でもプログラミングをする時代
2020/4より小学校でプログラミング教育が義務化され、日本の小学生みんながプログラミングをする時代になりました。
もしプログラミングに才能が必要だとすると、すべての小学生が才能を持っていることになりますよね?
才能がある人がプログラミングをするのではなく、プログラミングをやることで論理的思考力などの必要な力が身につくだけの話です。
理系・文系は関係ない
プログラミングに理系・文系は関係ありません。
なぜなら、文系出身のエンジニアさんはたくさんいるから。
企業によっては文系出身のエンジニアの方が多いところもありますよ。
プログラミングの才能の話になると、「私は文系だからプログラミングはできない…」と考える人がいます。
理系・文系の話が挙がるのは、プログラミングには論理的思考力が必要だからですが、理系だからできるという話ではないです。
理系の人は論理的に考えることが癖づいているだけで、文系の人もプログラミングを通して論理的思考力を鍛えたら良いだけの話です。
数学の知識は不要
プログラミングに高度な数学の知識も不要で、中学や高校の基礎数学が出来ていれば問題ありません。
データサイエンスとかAIなど特定の分野では高度な数学の知識が必要ですが、プログラミングで製品やサービスを開発する分には使いません。
適性も関係ない
プログラミングに向いている性格は確かにありますが、向いていない性格だからといってプログラミングが出来ないことはありません。
会社に入ると分かりますが、エンジニアって色んなタイプの人がいて、みんながプログラミングに向いている性格かというとそんなことはないです。
それでも仕事は回るので、プログラミングの適正なんて全然関係ないですね。
世の中にはプログラミングの適性検査みたいなのがありますが、全くもって無意味なので、受けていちいち落ち込むぐらいならやらない方がマシです。
プログラミングができる・できないは「才能」ではない
プログラミングができる・できないは才能ではなく、学習時間と経験によるものです。
そもそも、プログラミングの才能とは?
そもそもプログラミングの才能があるとは何をイメージしていますか?
- コードを書くのが早いこと?
- 読みやすいコードが書けること?
- 拡張性や保守性に優れた設計ができること?
上記のことは才能があるからできるのではなく、コーティングの練習や設計の経験を積むことで出来るようになることです。
コーティングが早いというのは才能ではなく、たくさんの練習や経験からスキルが高くなったため出来るようになること。
きれいな設計は才能があるからできるのではなく、ソフトウェア構造の理論に関する知識と、失敗と成功の経験からできるようになるものです。
プログラミングの才能がないと感じるのは「学習不足」
プログラミングの才能がないと感じる原因の多くは学習時間不足です。
「自分はプログラミングの才能がないのかな…」と思ったのは、以下のようなことが理由ではないですか?
- 勉強しても上手くなっている気がしない…
- エラーばかり作り込んでいる
- 同じ失敗を何回もしてしまう
- 参考書に書いてあることが全然理解できない
もしあなたの悩みが上記のことであれば大きな勘違いで、あなたの悩みは才能がないからではなく、単純に学習時間が足りないだけです。
そもそも、プログラミングは習得に時間がかかるもので、最初から分かる訳ないです。
1つのプログラミング言語がある程度できるようになるには200〜300時間必要で、それまではぶっちゃけ、つまらないです。
今エンジニアとして働いている人も、最初はそういった壁にぶつかりながら成長した結果であって、初めから全てできた訳ではないですよ。
プログラミング習得に必要な『3つの才能』
プログラミングに才能は必要ありませんが、プログラミングを習得するには次の3つの才能が必要です。
- 行動できる才能
- 継続できる才能
- 改善できる才能
行動できる才能
プログラミングを習得するためには「行動」できる才能が必要です。
なぜなら、プログラミングを習得するためには今までの慣れた生活を捨てて、新たにプログラミングの勉強を始めるという「行動」が必要だから。
当たり前のように聞こえますが、実は行動できるだけでもすごいことなんですよ?
多くの人はプログラミングを学びたい!できたらカッコいい!と口では言うものの、実際に勉強を始められる人はごくわずか。
すでにプログラミングの勉強が始められていて、この記事にたどり着いたあなたは、プログラミングを習得する才能があるということです。
継続できる才能
プログラミングの習得には学習を途中で諦めることなく、できるようになるまで継続する才能が必要です。
というのも、初めてプログラミングを始めた人がある程度できるようになるまで200〜300時間ぐらい必要で、才能がないと継続できません。
実際、プログラミングの独学を始めたものの、9割近い人が学習を継続できず途中で挫折してしまうデータがあります。
200〜300時間がどれくらいかというと、毎日2時間、さらに土日は倍の時間勉強したとしても、3〜4ヶ月かかります。
「今日はいいかな…」とサボったりすると、せっかく覚えたことも抜けてしって思い出す時間も必要になるので、さらに時間がかかります。
プログラミング学習を継続できることは立派な才能です。
改善できる才能
プログラミング習得には改善できる才能が必要です。
なぜなら、プログラミングが上達するためには、何が悪かったのかを振り返り、同じ失敗をしないように改善できる必要があるから。
改善ができないといつまでたっても同じ失敗を繰り返してしまい、スキルが成長せず、結果的に習得ができません。
プログラミングが上達する才能は『好きであること』
プログラミングが上達するために重要なことは、プログラミングが好きかどうかです。
なぜなら、プログラミングが好きであれば自然とプログラミングを繰り返すことができ、上達な必要な能力を得ることができるから。
プログラミングが上達するためには、「論理的思考力が高い」とか、「学習意欲が高い」とか言われています。
ですが、これらの能力は生まれ持った才能ではなく、プログラミングを繰り返すことで身につくものです。
論理的思考力はプログラミングをやっていれば自然と鍛えられます。
学習意欲が高いから新しい技術を学ぶのではなく、「プログラミングが好き→自然と新しいことを学びたくなる→学習意欲が高くなる」といった流れです。
プログラミング上達に必要な才能とは、プログラミングが好きかどうかが本質です。
プログラミングが好きになるためにはある程度学習してから
「じゃあどうやったらプログラミングが好きになるか?楽しくなるのか?」
というと、ある程度プログラミングができるようになることが必要です。
私は独学していた最初の頃、プログラミングがめっちゃつまらないと感じていて、2回も挫折したので、才能なんて全くないと思っていました。
でも今はプログラミングが心底好きで、仕事も楽しんで取り組めるし、休みの日も新しい技術獲得のために自然と勉強します。
好きになってきたのはプログラミングがある程度できるようになってからだったので、それまでは耐え忍んで学習あるのみです。
プログラミングの才能がないのかな…と悩んでいる人は、まずは200〜300時間は取り組む覚悟が必要です。
まずはプログラミング学習を「始める」ところから
本記事では、プログラミングに才能が必要なのか?と悩むあなたに向けて、現役エンジニアの私が、プログラミングの才能について徹底解説しました。
本記事の内容を振り返ると、
この記事のまとめ
- プログラミングに才能は必要ない【エンジニアになれる理由】
- プログラミングができる・できないは「才能」ではない
- プログラミング習得に必要な『3つの才能』
- プログラミングが上達する才能は『好きであること』
でした。
エンジニアになるためにはプログラミングの才能は必要ありませんが、プログラミングの習得や上達には才能が関わってきます。
大切なのはプログラミングを好きになれるかどうかで、楽しくなるのはある程度の学習を積み重ねた後でしか分かりません。
ですので、まずはプログラミング習得に向けた最初のステップである「行動すること」から始めましょう。
この記事を読んですぐに行動できることこそ、プログラミングを習得するための大切な才能ですよ…?
何から始めたら良いかわからない…という人へ
とはいえ、何から始めたら良いか分からないという人もいますよね。
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