
「SNSだけで稼げるアフィリエイトを紹介するといった、似たような複数のアカウントからのよくフォローされる。何者なのか?目的を知りたい。」
今回はそういった悩みを解決します。
本記事の内容
- Twitterで見かける『SNSアフィリエイト』とは何か
- SNSアフィリエイトアカウントとのやり取り【実体験】
最近Twitterで次のような悩みを見かけました。
https://twitter.com/sarinaashapi/status/1207794079469203456
私のところにもフォローが来ました。
いったいSNSアフィリエイトとは何なのか?みほとは何者なのか?目的は何なのか?非常に気になりませんか?
ということで、(ブログのネタ的な意味で)非常に興味が湧いたので、実際に中の人とやり取りしてみました。
この記事では、SNSアフィリエイトとは何か?を実体験を踏まえて説明します。
また合わせて、SNSアフィリエイトアカウントの中の人との実際のやり取りしたことも紹介します。
SNSアフィリエイトとは何か?
結論から言うとオプトインアフィリエイトです。
オプトインアフィリエイトの集客方法がSNSに特化したものだと捉えてもらえばOKです。
オプトインアフィリエイトとは?
オプトインアフィリエイトとは、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)というアフィリエイトの案件を扱う企業から「無料オファー」と呼ばれる、無料メルマガや無料案件などをお客さんに紹介して、メールアドレスやLINE@に登録してくれたら、紹介料が入るアフィリエイトの方法です。
SNSアフィリエイトは具体的には次の3つのフェーズから成り立っています。
- SNSで集客する
- 信頼関係を築く
- 情報商材を販売する
この記事では、これら3つのフェーズのうち、SNSで集客を行い、集客した人数に応じて収益が得られる仕組みをSNSアフィリエイトと呼びます。
各フェーズについて具体的に説明します。
SNSで集客する
まずはSNSを使って集客を行います。
SNSは主に次の3つが使われています。
今回のTwitterで集客する場合、アフィリエイト案件の紹介ページをプロフィールや固定ページに登録したアカウントを作成します。
その後、プロフィールやツイート内容から、発信する情報に興味がありそなユーザーをフォローしていき、自分の案件紹介ページへと誘導します。
最終的に、登録無料のメールマガジンやLINE@に誘導することが目的です。
Twitterで興味をひく
→ アフィリエイト案件のペラサイトページに移動させる
→ LINE@に登録する

大量のTwitterアカウントを作る方法

と疑問に感じたことがあると思います。
実際、同じページに集客するアカウントは1つではなく、複数存在しています。
結論は、Google Voiceを使って電話番号を仕入れています。
集客するために大量のSNSアカウントが必要ですが、Twitterのアカウント登録には電話番号が必要です。
同じ電話番号でアカウントを作成している場合、もし1つのアカウントが凍結されると、同じ電話番号で作成した別のアカウントも凍結されてしまいます。
そこで、電話番号を安く入手するためにGoogle Voiceというサービスを活用しています。
電話番号を大量に安価に仕入れることで、複数のTwitterアカウントを作成しています。

Twitterのフォロワー数を増やす方法
Twitterで集客するためには、ある程度のフォロワー数を集めたアカウントの信頼性(権威性)が重要です。
フォロワー数を増やすためには、次の2つの機能を使っています。
- 自動フォロー機能
- 相互フォローアカウント
自動フォロー機能とは、特定のキーワードが含まれたプロフィールやツイートしたアカウントを自動でフォローする機能です。
最近だとSocialDogを使うことで実現できます。
相互フォローアカウントとは、フォローしてくれたらフォローバックしますよと公言しているアカウントです。

信頼関係を築く
SNSで集客した次は信頼関係を築きます。
情報を買ってもらうには、『この人は信頼できる人だ!』と思ってもらうことが重要です。
例えば、本屋さんで、どこの誰だか分からない人が「この本おすすめですよ!」と紹介している本があったとして、どう思いますか?
怪しくて買わなさそうですよね。
ところが、ホリエモンが「この本おすすめですよ!」と言っている場合はどうでしょう。少し興味が湧きませんか?
情報商材の販売もこの原理です。
集客した人の相談に乗ったりアドバイスをするなどで信頼関係を築き、次の情報商材販売に繋げます。
情報商材を販売する
信頼関係を築いた後は、いよいよ本題の情報商材の販売を行います。
最終的には情報商材の売り上げが利益となるため、ここで売れなければ儲けが出ません。
ですが、信頼関係さえ築けていれば、実は売ることは容易いです。
情報商材の販売元が1番おいしい

という疑問ですが、実は情報商材の販売元が1番利益を出せるようになっています。
例えば、集客が10000人、1人当たり100円の報酬とすると、次の支出が必要です。
10000×100=100万
一方、10000人のうち1%の100人が10万円の情報商材を買ったとすると
100×10万=1000万
つまり、販売元の利益は
1000万-100万=900万
このように、集客する人達以上に販売元に儲けが出る仕組みになっています。
SNSアフィリエイトの実態【実体験】
今回の記事の元ネタとなった、Twitterアカウントで紹介されているページの内容から、実際にアカウントの中の人と話をした内容について紹介します。
1. Twitterに貼られたリンク先のページへ
今回のSNSアフィリエイトはTwitterからの集客だったため、次のアカウントのプロフィールに掲載されているリンク先のページに行きました。
リンク先は『beginner's affiliate』というタイトルのLP(ランディングページ)です。

2. リンク先からLINE@に登録
リンク先の中に、詳しく知りたい人向けのLINE@に登録するリンクが貼ってあります。
ここからLINE@に登録しました。
3. 2つのpdfリンクが送られてくる
登録したLINE@のアカウント名はみほ@アフィリエイター。
登録後、次の2つのpdfが送られてきました。
- 副業マインドセット
副業で稼げない人は時間が足りない、途中でやめてしまう。
成功するためには自分への投資を惜しまない。 - SNSアフィリエイトとは?
他のアフィリエイト手法と比較してSNSアフィリエイトはメリットがあります、という勧誘。
一見正しそうな情報を作っておくことで、なんとなく正しそうな情報に思わせる手口の1つなんでしょうね。

4. 直接のLINE通話
pdfを読んだことを伝えると、より詳しい話しをするために直近3日以内で1~2時間ほど時間をくださいと連絡がありました。
候補を挙げて日程を決めます。
ただ、急用で都合が悪くなった場合は・・・とドタキャンする気満々のラインが。

当日は案の定、アカウントのみほではなく、『横山 礼』という別の男性(23歳)との電話でした。
電話は約2時間程で、次のような話をしました。
- 簡単な自己紹介(やたら同意が多めなセールストーク)
- SNSアフィリエイトを始めたきっかけ
- SNSアフィリエイトの説明

5. やるかやらないか判断を求める
一通り説明を終えた後、やる意思があるか確認のフェーズに入りました。
もちろん、さらさらやる気はなかったので、ちょっと考えますと回答しました。
長くは待ってられないので、2〜3日後には回答が欲しいと伝えられたので、電話の後に優しくブロックしておきました。
注意:SNSアフィリエイトには『入会金』という罠がある
話をしてみて分かった重要なことは、今回紹介したSNSアフィリエイトには入会金という罠がありました。
話を聞いている途中は、確かに空いた時間でスマホをポチポチやれば月数万円は稼げるのかな?という印象がありました。
ですが、Google voiceを使ってSNSアカウントを作るための初期投資費用と、月々5000円のコンサル代が必要になるそうです。
建前上は入会金22万円を分割払いし、SNSアフィリエイトを行うための無期限サポートをしますという形でした。
当然途中解約はできません。

今回紹介された話は、法人化をして会社として運営するそうで、入会金という名のコンサル料を取る形でした。
会社としては入会金も大きな売り上げになるので、こちらが本当の狙いでは?と思った次第です。
さいごに:SNSアフィリエイトは労働型の副業
ということでSNSアフィリエイトとは何かを、実体験に基づいて説明しました。
ビジネスの基本はリストマーケティングです。
ただ、今回紹介したSNSアフィリエイトは集客はしますが、集めた顧客リストを自分が持っていません。
リストがないため、一度集めたリストに再度案件を紹介するといったことはできません。
つまり、手を休めたら収益は一切発生せず、収益を産むためには手を動かさなければなりません。
これはアルバイトと一緒ですよね。労働型の副業です。
私がブログを書くのはストック型のビジネスを構築するためなので、私の趣旨とは合わないので見送りです。
興味がある方はくれぐれもお気をつけて。
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